Peru

空港付近の治安最悪?南米ペルーの首都リマ観光で感じたこと

 

南米!

素晴らしくロマン香る響き! 日本から見て地球の反対側にあるけど、一生に一度は行ってみたいという方も多いのではないでしょうか?

ただ、やはり気になるのが治安・・ 南米に行く人は必ず一度は立ち寄るであろう、ペルーの首都で大都市のリマも、治安が悪いと言われています。しかも、空港付近の地価が安めなため、比較的低所得な人々が集まり、結果的にホルヘ・チャベス空港の周りの治安の悪化につながっているんだとか。私が訪れた時も、夜、家族が乗った車が、銃を持った強盗に襲われたというニュースを見ました・・

私も実際行くまではビクビクしていましたが、最低限気をつけるべきことを念頭に置いて行動すれば、かなりのリスクが減らせます。10日ほどの南米旅で、これといったトラブルに見舞われることがありませんでした!

治安の悪さを聞いて南米行きを迷っている方の参考になればと思い、私の体験談を記事にまとめます。絶対に行く!と決めて張り切っている方も、しっかり知識武装して、楽しい旅にしてくださいね。

周辺の治安が微妙という噂のリマ・ホルヘ・チャベス空港へ到着

ロサンゼルス経由で南米ペルーの首都、リマ、ホルヘ・チャベス空港に降り立ちました! いやあ、長かった・・ 1日がかり。(ラッキーなことに、成田-リマ往復で、10万円そこそこのアメリカン航空のチケットが取れました。)

 

私にとって、このロサンゼルスでのトランジットが初アメリカだったので、「ここがアメリカかあ、アメリカン・ドリームすげえ・・」と月並みな感想を抱き、ちょっといいめなサンドイッチを買いました(笑) 今度、またゆっくり訪れたいと思います。

ロサンゼルスからリマまでは、アメリカン航空とのコードシェア便の、LAN航空でした。

さて、念願のペルーに到着しましたが、治安の悪さで悪名高きリマに警戒心アゲアゲ。時差の関係で頭ボケボケ・・してる場合ではないです。警戒心アゲアゲなので興奮状態ですね(笑)

私はリマに朝着の飛行機を取ったので良かったですが、安めのチケットだと深夜着も多いので、さすがにその場合は、信頼できる交通手段と宿泊場所を用意しておくことを強くオススメします。

ホルヘ・チャベス空港には、中国の会社の広告もありました。南米に来ていきなり漢字を目にするとは思わなかったです。さすがチャイナパワー。世界の大概の場所には、華僑の力が及んでいそうです。

ちなみに、ホルヘ・チャベス空港では30分の無料Wi-Fiが使えました! より長く使いたい場合は、カフェに入るといいでしょう。

空港は普通ですが、ショップはきれいです。価格もまあまあ高いです。水なんか、市内の5倍・・ ぼったくりすぎじゃないかな・・ 空港内が市場価格にかなり近い日本の空港のすばらしさに改めて気づきます。

今回リマに来た大きな目的は、

  • 10日間でペルー・ボリビアの行きたい場所に行けるだけ行く。
  • お世話になってる人のお兄様(リマ駐在中)に、日本の日用品などをお届けする。

の2つです。

その方とサン・イシドロ地区(東京で言うと六本木? 治安が良い高級オフィス街)でランチの約束をしていたので、余裕をもってそちらのほうへ直行することに。

まず、第一関門が、治安が悪いと言われる空港周辺を突破すること! 「空港周辺が治安悪いってどういうこと??」と突っ込まれそうですが、理由は冒頭で述べた通りです。さすがに夜は出歩きたくありません。

ホルヘ・チャベス空港を出てメトロポリターノでサン・イシドロ地区へ

私はとりあえず観光案内所へ行き、サン・イシドロへの行き方を尋ねました。公共交通で行きたいなら、空港から徒歩5分くらいのバス停に行き、そこから最寄りの「メトロポリターノ」の駅まで行ってね、とのことでした。受付のお姉さんは優しかったので、警戒心は少し落ち着きました(笑)

リマは人口1000万を超える大都市で、市内にはメトロポリターノという、専用の車線を走るバスがあり、なかなか便利です。インドネシアのトランス・ジャカルタと似てますね!

こうした公共交通機関の利点は、

  • 渋滞が関係ない
  • ボラれない(安い)
  • 連れ去られない

があげられます。

中でも一番大事なのが3! スリくらいならまだいいですが、金品目的に命を取ることが多い地域では、人目のないところに行かないことが非常に重要です。(注:万が一拳銃や刃物を向けられたら、絶対に抵抗せず、おとなしく財布を出しましょう。不条理ですが、命を落とすよりマシです。)

ということで、歩いてバス停へ。朝っぱらから暴漢に襲われることもないだろうと思いつつ、決意して空港の外へ。

治安の悪い国や地域では、安心してご飯が食べれて、エアコンも効いてて、トイレもちゃんとある空港は、オアシスみたいなものです。今まで、それほど治安の悪い国へ行ったことはないんですけどね。とはいえ、オアシスを出るときは、気を引き締めます。

外に出ると、タクシーのキャッチが多いです。しかし、こういったことはアジアで慣れっこなので、autobus!(バス!)と連呼して振り切ります(笑) 大学の第二外国語で2年間学んだスペイン語が役立ちました。(そもそも、いつか南米旅行したいと思って、スペイン語を第二外国語にしたのですが。)

特に何事もなくバス停へ到着。ほどなくしてバス(と言うよりバン)が来て、車掌さんに行きたい駅の名前を言って、そこに着いたら教えてくれるように念を押します。これ、ちゃんと目的地に行くための必須事項です!バックパッカーするなら、ここらへんは抜かりなく^^

バックパッカーする人は、沢木耕太郎さんの『深夜特急』は必読書ですね。まさに旅人のバイブル。

こういうちょっとした冒険が面倒な人は、多少高くても、タクシーを使ったほうがいいですね。私もペルー滞在中に、何度かタクシーに乗りましたが、料金を交渉して、あとは乗るだけでした。特段、東南アジアなどのタクシーと変わりません。多少陽気なドライバーが多め、なことくらいでしょうか。

駅まで10分くらいでしたが、数十円で乗れました!バスの中はザ・ローカルな雰囲気で、陽気なペルー人たちの日常に少し入り込めた気がしました!上記、公共交通機関利用の利点に、「現地人に近づける気がする。」を加えてもいいですね。

ただ、そこは要注意で、結局自分は現地の人に近づけたと思っても、しょせんそこより豊かな国から来た外国人旅行者として見られているので、スリなどに合わないように、最低限身の回りに注意していましょう。

まあ、僕がこの旅であった人は親切な人ばかりだったので、結果的に言えば考えすぎだったのかもしれませんが。ただ、東南アジアやインドを旅しても、一度もスリすらあっていない経験上、身の回りに注意して、しすぎることはないですね。これははっきり言えます!

下車時は車掌さんが「お前ここだよ」みたいなことを言ってくれた(気がした)ので、素直に従うことに。降りるときに車掌さんが、「この道渡ってあそこらへんに駅あるから!」と、丁寧に指さして説明してくれました(のだと思う)。 いい人ですね!

言葉がわからなくても、旅での大体のことは、ノリと笑顔でなんとかなります。笑顔は世界共通語です。これ、そのうち悟ります。

メトロポリターノの駅では、係員さんにプリペイドカード買うのを手伝ってもらい、無事乗車!様々な路線があるので、間違えないように。

スリには用心しつつですが、日本のちょっと混んでるバスに乗ってるのと大して変わりません。日本よりも顕著だったのは、お年寄りに席を譲るのが当たり前、と言うより義務、として根付いていることです。

若者が座っていて初老以上の人が立っていればすぐに席が譲られます。また、私がなんとなく優先席に座ってぼーっとしてた時に、「ここは優先席だよ」とおばさんに言われ、彼女に席を譲ることに。私の気遣いが足りなかっただけですが、おばさんもなかなか積極的だなと思わず感心してしまいました(笑)

サン・イシドロでアロス・コン・マリスコスとチチャ・モラーダに舌鼓

そうこうしつつ、目的の駅に着きました!

でも目指すべきビルがどこかよくわからない・・ 思いがけず、約束の時間も迫ってきた、マズい・・

とにかくさまよっているうちに警察が立っていたので、訊いてみることに。英語はあまりわかってくれませんでしたが、私の拙いスペイン語と、公共広場で飛んでいた無料Wi-Fiに助けられ、なんとか場所の検討をつけることができました! そして、お世話になっている方のお兄さんにお会いできました。

ランチでは、「アロス・コン・マリスコス」と「チチャモラーダ」をごちそうになりました! アロス・コン・マリスコスは、海鮮ご飯、チチャモラーダは紫色のトウモロコシのジュースです。ペルーではどちらも国民的な食べ物、飲み物です。

ご飯+海鮮と言ったら日本人の口に合わないはずがない! 案の定、美味しくいただきました。チチャモラーダは、色は不思議ですが、味はちょうど良い甘さのジュースでした。

この旅で味わった、ペルー料理・ボリビア料理は、全体的に美味しいものばかりでした! 日本ではなかなか味わえないので、南米来て良かったなって思いましたね^^ 東京で南米料理を食べるなら、御成門駅や新橋駅近くの荒井商店がオススメです。

世界遺産!リマ歴史地区散歩-治安も大丈夫そう

夜はご自宅へ連れて行ってくださることになっていたので、それまで、世界遺産にも登録されている「リマ歴史地区」へ! 今回もメトロポリターノで向かいます。リマ歴史地区はアルマス広場を中心に、スペイン植民地時代のカテドラルなどの建築物が見どころとなっています。

スペイン風の街づくりは「アルマス広場」(もはや一般名詞)を中心に成り立っているそうです。実際、私が今回の旅で訪れた、ペルーの各街には、アルマス広場がありました。

実はインカ帝国の街づくりも、こうした広場を中心になされていたので、コンキスタドール(侵略者)はそのままの街構造の上に、スペイン風の街並みを造っていったのでした。奇遇と言えば良いのか・・

今回は「旧市街を散歩しよう」くらいのノリだったので、特に建物に入る予定を立てず、名物「インカコーラ」片手に街をほっつき歩いていました。

インカコーラとは、黄金色に輝く炭酸飲料で、ペルーでは本当によく売られています。マクドナルドのセットでも、コカ・コーラじゃなくてインカ・コーラです。イギリス人移民が作り始めたもので、国際的ブランド「コカ・コーラ」をおさえ、国内シェアは断トツ一位だそうです。競争に負けたコカ・コーラは、インカコーラと業務提携したそうな・・ 恐るべし、インカコーラ・・

暑さで疲れてきたので、石の博物館に入ってみることにしました。

さすがアンデス、多彩な鉱山資源の宝庫です。土器も展示されていました。

街中は普通で、特段治安が悪そうではありません。スリくらいはあるのかな?程度でした。

日本のように、路上ライブもありました。銅像に扮している人もいました(笑) これ、本当に人です。

台湾の淡水でも似たような人見たのですが、流行ってるんですかね・・

アルマス広場をほっつき歩いてると、土産物屋があったので中へ。翌日から標高3,000m越えのクスコへ行くので、アルパカのセーターを買おうかなと思いました。そして、外国行ったら大概買う、ご当地Tシャツも(笑)

ここでは東南アジアのようにあまり値切れず(1割くらい)、二つ合わせて4000円ほどで手を打つことに。まあ、品も良さそう!

さすがに千の位までならスペイン語で言えるので、ショッピングも楽しくできました! 数字だけでもできると、旅の楽しみが増えますし、お得なこともありますね!

リマの治安は果たして本当に悪いのか??

リマをはじめ、ペルーの主だった観光都市には、観光警察とでも呼ぶような警察官が、待機したり、見回りをしています。そのため、人が多いところで強盗にあうようなことはないでしょう。もちろん、人が少ない路地裏などに行ってしまった場合は、アウト。人が多めな場所にいるとき主に気をつけるのは、ヨーロッパと同じようにスリですね。

これからリマを訪れる方には、「治安悪くなかったよ!」と言って差し上げたいし、私の肌感としても、危険をことさら感じなかったのですが、「リマはやっぱり治安悪いのかな」と思ったポイントを1つ。

建物を見てください。

家々は例外なく、頑丈な塀で覆われているか、門に鉄格子がはめられています。こんな街へ来たのは初めてだったので、正直驚きました。暗くなってからは、大した理由なく出歩くべきではないんだろうなと推測されます。

また、冒頭でも触れた空港付近で一家の乗った車が強盗に襲われた件。空港付近は渋滞がひどいので、ゆっくり進んでる車が襲われることもあるそうです。

日本は世界でもトップクラスで治安がいい国だと思います。その平和に慣れた日本の皆さんには、ぜひ、しっかり情報収集して、安全に旅していただきたいなと思います! 一般的に治安が悪めなところでも、注意していれば大丈夫なことが多いと思います。「危ない!」と決め付けず、いろいろ調べて本当に訪れるか決めてくださいね!

リマでの1日の終わり

夜はさきほどの方のお宅へ! とてもきれいで、治安の良さそうな地区でした! 日系人もある程度いるからか、日本食も手に入るようで、和食をご馳走していただきました。

次の日の朝からクスコへ出発! またあのホルヘ・チャベス空港か・・(笑)

リマについては、こちらでも書いています。

参考

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