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【比較検証】日本史・世界史 大学受験向け勉強方法!あなたはどちらを選ぶ?

文系の多くの人(特に国立志望)は、日本史か世界史のどちらかを受験科目に選んで勉強すると思います(東大は2科目)。「日本人だから日本史の方がいいかもしれないけど、世界史の方が得点しやすそうだな〜」なんて悩んでいる人も多いと思います。

今回は、私が大学受験までやり込んだ日本史と世界史の大学受験向け勉強方法を徹底的に解説し、続いて、日本史に合う人・世界史に合う人(向き不向き)について私の考えをご紹介します!

そもそも「歴史の学び方」がわからない方はまず下記記事をご覧ください。

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目次

この記事筆者の大学受験結果

こういう記事は、多少の実績がないと読者の皆さんも信用しづらいと思うので最初に晒します。

私の大学受験結果(現役)は、センター試験日本史B(9割前半)・世界史B(8割後半)、東大の日本史・世界史は合わせて7割ほど、早稲田商学部(進学先)は世界史受験で合格でした(昔話です笑)。

また、大学在学中に国家資格の通訳案内士試験に合格しています。試験科目は、外国語(英語)、日本地理、日本歴史、一般常識でした。

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楽しい日本史受験の勉強方法

まずは日本史の考え方を見ていきましょう。

私が思う、「楽しい日本史受験の勉強方法」をご紹介します。

  1. 一問一答ではなく、教科書を読もう!
  2. 東大日本史過去問題集は日本史問題の傑作選!
  3. 百聞は一見にしかず!能動的に動いて学ぼう

楽しい日本史受験の勉強方法①:一問一答ではなく、まず教科書を読み込む

一問一答もいいが、教科書の読み込みが先決

テスト前など、日本史に限らず、一問一答の暗記本を熱心に見ている学生は多いです。

日本史B一問一答
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私もそれを否定するつもりはありません。無論、日本史において暗記は大事です(特に文化史等)。ただ、日本史の流れを捉えないまま、一問一答での暗記に精を出すのは、あまり効率良くないな、と個人的に思います。(ホントに時間がなくて、定期テストやマークシートの受験問題を、一問一答の丸暗記で乗り切ろうというなら話は別です。)

「点」を有機的につなぐには「歴史的背景」「歴史のストーリー」を捉える必要あり

もちろん、「点」としての歴史用語や人物名があり、それを覚えることは必要です。しかし、その「点」を有機的につなぐ素地、すなわち、「歴史的背景」「歴史のストーリー」を捉えていないと、歴史を学んでいてもそんなに面白くないだろうし、長期的視点で見た時に伸び悩むと思います。(これは世界史でももちろん重要な考えです。詳しくは次項で!)

日本史の教科書は3周すべし

歴史の流れを理解するのに手っ取り早いのが、教科書を3周することです! 私の高校で採用していたのが、定番の山川日本史。

詳説日本史B
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時間がなければ2周でもいいです。とにかく、複数回読みましょう!

1度目は何となく歴史の流れをつかむ。2度目は1度目でしっくりこなかったことも理解する。資料集も参照する。3度目は2回目よりも楽にスラスラ読んで知識の定着を図る。

これをすれば、一問一答がほとんど必要ないくらい、暗記もできてくるはずです! ここまでくると、テストも楽しくなり、いい点も取れるようになります。

結局得られる知識・受験に必要な知識は、教科書や資料集に書いてあることばかりです。むやみやたらに塾や予備校へ行くより、まずは手元にある教材を有効活用しましょう!

オススメの問題集はZ会の『実力をつける日本史100題』

やっぱり問題集も解きたい!という人には、Z会の『実力をつける日本史100題』がオススメです。

実力をつける日本史100題
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文章題なので、問題を解きながら一つの単元を理解できます。細かい知識も必要となるので、早慶などの私大受験対策にもオススメです。私は授業の予習・復習から受験直前まで、この問題集にお世話になりました!

定期試験のたびにこの『実力をつける日本史100題』に取り組んでいれば、早慶受験時はこれをもう一度復習し、さらに過去問演習すればかなりいい感じです。

より知識を強固にしたいなら、一問一答に取り組むのもいいですね!

楽しい日本史受験の勉強方法②:日本史問題の傑作選・東大日本史過去問題集を楽しむ

『歴史が面白くなる東大のディープな日本史』は東大受験生以外にもオススメ

以前、『歴史が面白くなる東大のディープな日本史』という本が流行りましたね。

歴史が面白くなる東大のディープな日本史
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「東大なんか受けないよ!」という人も、日本史を学ぶ上で、東大日本史問題を解くことはプラスにしかならないので、是非一度目を通すことをオススメします!

東大日本史問題を通して歴史的思考力を高める

なぜ東大日本史問題がいいかというと、歴史的事象を読み解くリテラシーが身に着くからです。つまり、歴史的思考力が高まるんですね。

東大日本史では、当時の文書の一説が提示され、それについて自分の歴史解釈を論述します。その時代背景や周辺知識がなければ、そもそも何を書いていいのかわかりません。ただ断片的な知識があるだけでも、時代背景を絡めて考察できないと、太刀打ちできません。

これが、「東大日本史は良問揃い」と言われる所以です。こういった思考活動が楽しくなってきたということは、実力がついてきた証拠でもありますね!

東大の日本史27カ年
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もっと東大の日本史を解きたいという人にうってつけなのは、この27ヶ年シリーズです!

楽しい日本史受験の勉強方法③:百聞は一見にしかず!能動的に動いて学ぼう(旅行すべし)

エピソード記憶はとても強いです。例えば、図鑑だけで動物の特徴を暗記するより、動物園で実際の動物を見て特徴をつかむ方が、はるかに効率良く楽しく、記憶を定着させることができますよね?

日本史も同じです。できれば、実際に博物館や名所旧跡を訪ねて、歴史ロマンに浸れれば最高です。それが難しければテレビやYouTubeで歴史特番を見るだけでもいいですね!

例えば微分積分をテーマに、2時間のスペシャル番組がゴールデンタイムに放映されることはないでしょうが、幸いなことに歴史番組は一定の需要があるので、よく特番が組まれています。これを見逃す手はないでしょう!

余談①:実は世界史より日本史の方が苦手だった

実を言うと、大学受験において、私は世界史より日本史の方が苦手でした。というのも、「日本」という国の歴史を細かく見ていくので、経済の動きについて理解が必要だったり、文化史や政策の特徴など、細かい知識の暗記がどうしても必要になってくるからです。

そのため、早稲田は世界史で受験しました。

余談②:中学3年生の時に解いたセンター試験日本史Bは6割だったが・・

センター試験過去問研究 日本史B
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中学3年生の時、県立高校入試前に新聞に載っていたその年のセンター試験を解いてみたのですが、結果は6割ほどでした。公立高校受験予定の中学生としては、意外と得点できましたね。

ただ、趣味だけでそこまではいけましたが、そこからの4割がなかなか学びがいのあるところだったのです・・!

楽しい世界史受験の勉強方法

次は世界史です。勉強法は基本的に日本史と同じですが、大きく異なる点が一点あるので、それをご紹介しますね!

その違いとは・・世界史をちゃんと理解するには、縦と横二つの視点を有機的に絡められるかがポイント!だということです。

ではでは、私が思う、「楽しい世界史受験の勉強方法」をご紹介します。

  1. 世界史の見方を体得する
  2. 東大世界史大論述を楽しむ

楽しい世界史受験の勉強方法①:世界史の見方を体得する

世界史の勉強とは「世界の歴史」という面白いお話しを俯瞰すること

世界史を理解するには、日本史よりもさらに「俯瞰する視点」が必要になります。というのも、基本的に日本という一か国の島国の歴史を追っていけばいい日本史に対し、世界史では、それぞれの国の歴史を追いつつも、それらの同時代の関わりについても理解しなければならないからです。

世界史では全く違った事が全く違った場所で同じ年に起こりうる

例えば、1492年という年は世界史上重要で、レコンキスタが完了した年であると同時に、コロンブスがアメリカ大陸に到達した年でもあります。

こう見ると、世界史が苦手な人は、「ああ、世界中でいろんなことが起こっててややこしいなあ・・ ただでさえカタカナの名前覚えるの苦手なのに・・」と考えるかもしれません。

しかし、世界史が得意な人はこう考えます。「おお、この年には、ここでこんなことがあって、あそこではこんなことがあったのか!同じ年なのに、こんなに違うところでこんなに違うことがあったなんて・・おもしろい!」

世界史ロマン溢れる『タペストリー』で世界史を俯瞰しよう

そんな歴史ロマンを喚起させるのが、私の場合は高校で使っていた、『タペストリー』という資料集でした。

最新世界史図説タペストリー
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「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものです。あなたも世界史好きの思考を身につけましょう!

世界史でも教科書の読み込みや問題演習は大事

もちろん、教科書も読み込みましょう! 私の高校ではカリキュラム上、日本史・世界史を受験科目に選ぶのは難しかったのですが、私は、教科書・資料集・Z会の『実力をつける世界史100題』であらかじめ世界史全範囲を独習し、東大受験に間に合わせました。

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楽しい世界史受験の勉強方法②:東大世界史大論述を楽しむ

『歴史が面白くなる東大のディープな世界史』は東大受験生以外にもオススメ

またまた東大の入試問題の話で恐縮ですが・・『歴史が面白くなる 東大のディープな世界史』も日本史同様、東大受験生以外にもオススメです!

歴史が面白くなる 東大のディープな世界史
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東大世界史では、伝統的に、大問1は大論述と呼ばれる論述があります。文字数で言うと、500文字くらいは書くことになります。

この大論述が世界史を学ぶ上で有用な点は以下の2点です。

  • 点と線をつなぐが如くキーワードを自分の世界史知識でつなげる能力を鍛える
  • 一つのテーマ史を俯瞰できる

これについて以下で解説します!

点と線をつなぐが如くキーワードを自分の世界史知識でつなげる能力を鍛える

東大の大論述では、キーワードが複数指定され、そのキーワードをうまく使って論述していくことになります。そのためには、もちろんキーワード(例えば、「コロンブス」とか「トマト」)の、単語としての意味を知っていなければなりません。

また、そのキーワードの、世界史における役割を思い浮かべ、キーワード同士を関連づける必要もあります。「トマト」が赤い野菜であることは皆さん知っていると思いますが、「トマト」の世界史上での役割も把握していないといけません。

明記されたキーワードだけが「キー」ではない

大論述を書く上で有効なのが、1つないし2つのキーワードが登場するストーリーを作ることです。また、キーワードとして明記されていないものの、そのストーリーの主役級である隠れたキーワードを登場させてあげたり、隠れたサブキーワードもたくさん登場させるてあげることで、点数が稼げたりもします。

どの試験官が採点しても同じ基準で採点できるように、このキーワードが入っていたら◯点、のように、客観的な加点ポイントがあるはずです。

そして、それらのストーリーを上手くつなげて、大論述を完成させます。

一つのテーマ史を俯瞰できる

大論述では、例えば「フランス革命とその影響について」というようなお題があったりもします。すなわち、大論述を完成させれば、そのテーマを俯瞰し、上手く復習することができるのです。

東大受験をしない人でも、こういったテーマの問題であれば、定期テスト前に解いて、解説を読み込めむといいですね! かなりいいテスト対策になりますよ!

東大世界史の大論述は受験生が持っている世界史知識の大お披露目会(ただし回答で必要な知識だけ)

もうお分かりかと思いますが、大論述を仕上げるには、下記2点が鍵となります。

  1. 豊富な知識
  2. その豊富な知識をいかに順序立ててアウトプットできるか

上記2点が自然にできるようになれば、あなたの世界史力はかなりのものとなっているでしょう! この世界史力を培うのにうってつけなのが、東大世界史の大論述なのです。

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余談:東大世界史の大論述で培った力は就活やSEOでも役立つ

ちなみに、この大論述で培った力は、下記2点で発揮されています!

  • 就職活動のエントリーシート(ES)
  • 当サイトのSEO対策

ESもSEOも、自然な文章の中に、いかに有用なキーワードを詰め込むかが評価に関わってくるので、大論述の練習の成果が発揮されやすい訳ですね! そのおかげか、難関と言われるような企業(外資系金融、外資系コンサルティングファーム、総合商社、政府系機関 etc.)でも、ESははほぼ全て通過しています。

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大学受験では日本史・世界史どちらを選択すべきか?

単純に好きな方を選ぶのが幸せ

日本の受験生の多くは、日本史か世界史のどちらかを選ぶことになるかと思います。(私は日本史も世界史も受験科目だったので、どっちもかなり勉強しましたが・・笑)

では、あなたはどちらを選択すべきか??

ズバリ、好きな方を選びましょう!

「おい、なんだよっ!」って感じですか?笑 結局は「好きこそものの上手なれ」なので、自分が好きな方を勉強した方が、モチベーションを保ちやすく、学力も伸びやすいです。

日本史・世界史の向き不向き

ですが、これだけじゃ微妙なので、私なりに思う、受験科目を選ぶ上で役に立つ、日本史・世界史の向き不向きを述べます!基本的に、向かない人は、向く人の反対だと思ってください。

◯日本史受験に向く人

  • 時代劇や歴史漫画などで既に相当な知識がある人→追加で身に着ける知識が比較的少なく済むうえ、歴史的背景を既に理解しているため、習得が速い。
  • 漢字が苦手ではない人→記述問題では漢字ミスでも減点される可能性があるので、漢字に相当な苦手意識を持つ人は苦労する。漢字を間違えないために、何度か書いて覚える必要性が生じる。
  • 一国の歴史を詳しく学びたい人→大局的な歴史だけでなく、経済問題や文化史、思想史についても詳しく学ぶ。日本人なら知っておきたいところ。

◯世界史受験に向く人

  • 物語が好きな人→世界史は日本史よりもはるかに、戦争や革命について勉強する。というのも、限られた分量で5,000年ほどの人類の歴史を学ぶとなると、戦争など、世の中が大きく変わった出来事を追うだけで、いっぱいいっぱいになりがちだから。当事者だった人々は大変だっただろうが、ストーリーとして読む我々としては、歴史のダイナミズムを感じられる。多くの英雄(ヒーロー、ヒロイン)も登場する。時として映画のよう。
  • 手早く暗記して、早めに一定のレベルまでもっていきたい人→中国史以外はカタカナの単語が多いため、教科書を読んだり、資料集を見ているだけでも、キーワードを覚えやすい。見て覚えるのは、英単語を覚える要領と同じ。ただ、カタカナの名前を覚えるのが苦手、という人は、日本史の方がいいかも。(参考:単語を制せば英語を制す!オススメの英単語帳3選とその活用法
  • 視野が広く、マルチタスクが得意な人→世界史ではより大局的な視点が求められるため、一つのことで手いっぱいの人は、いろんなことを上手く整理できず、こんがらがってしまうかも。
  • すでに日本史に苦手意識を持ってしまったが、歴史を学ぶ必要がある人→日本史と世界史は学び方が多少違うので、日本史は苦手でも、世界史は一定のレベルまでいける可能性がある。

私が思う日本史・世界史の向き不向きはこんな感じです! 良かったら参考にしてみてください!

終わりに

長くなりましたが、私が実践してきた日本史・世界史の大学受験向け勉強方法と、私が思う日本史・世界史の向き不向きでした。

私の文章を読み、

  • 苦手な歴史を克服した!
  • 志望校に合格した!
  • さらに歴史が好きになった!

といった人が一人でも増えることが望外の喜びです! 頑張ってください!!

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