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通訳案内士資格がオススメな4つの理由!一発合格者が解説

「通訳案内士」という国家資格をご存知ですか?

通訳案内士(通訳ガイド)はJNTO日本政府観光局により下記のように説明されている、語学系唯一の国家資格です。

単に語学力が優秀であるだけでなく、日本の地理、日本の歴史、さらに産業、経済、政治および文化といった分野に至る幅広い知識、教養を持って日本を紹介するという重要な役割を負っています。外国人旅行者に日本の良い印象を持って帰ってもらうことは、正しい日本理解の第一歩となり、通訳案内士(通訳ガイド)の仕事は、“民間外交官”とも言える国際親善の一翼を担うやりがいのある仕事です。

JNTO日本政府観光局HP

日本のインバウンド需要を満たすために、今後もより多くの通訳案内士が必要とされています!

以下で、通訳案内士試験に一発合格した私が思う、通訳案内士資格がオススメな理由をご紹介します。

通訳案内士がオススメな理由①:訪日観光客数は増加傾向

観光庁は2016 年 10 月 31 日、2016 年の訪日外国人観光客が前日に2000 万人を超えたと発表しました(私が通訳案内士試験に合格したのがこのあたり)。訪日観光客数は劇的に増加していて、少なくとも東京オリンピックが開催される2020年までは、この勢いが続くのではないかと考えられていましたね。(コロナで一次冷え込むことになりましたが今後回復していくと思われます。)

そこでますます必要になってくるのが通訳案内士! 訪日観光客の日本滞在をより良いものにするプロフェッショナルとして、より多くの優秀な通訳案内士の活躍が見込まれています。通訳案内士資格を取得するなら、早めがいいと思います!

通訳案内士がオススメな理由②:通訳案内士資格は語学力や文化に関する知識の証明になる

通訳案内士は語学系唯一の国家資格

通訳案内士は、語学系唯一の国家資格ということでその信頼性は高いです! また、語学だけでなく、(専門的な)一般常識・日本地理・日本歴史の知識を持っていることの証明にもなります。

通訳案内士自体、知名度がそこまで高くないのが残念ですが、旅行業界の人や語学系の仕事をしている人には、通訳案内士の有資格者というだけで知識の幅が伝わりやすいでしょう。

通訳案内士は「おもてなし」のプロフェッショナルでもある

また、実際に通訳案内士の資格を活かして働き出すと、おもてなしとはどういうものか、民間外交官としての振る舞いとはどういうものか、ということも、経験を積んでいけば自然と身についていくでしょう。

通訳案内士資格を取得すると可能性が広がる

私は通訳案内士資格を取得したこともあり、観光業界の受けはいいですし、地理の講師をしたりもしています。

通訳案内士がオススメな理由③:通訳案内士の仕事は旅行好きにもってこい

報酬をいただいて好きなことができるのは最高

訪日観光客のアテンドとして、仕事で(報酬をもらって)、様々なところに行くことができます! もちろん遊びではないですが、旅行好きには嬉しくないですか?

案内する前に下調べをすることで、有名な観光地に関しても、今まで知らなかった知識を得ることができますし、一般の人はなかなか知り得ない、穴場に巡り合えることもあるでしょう。

また、旅行好きの人なら、ガイドに何をされれば満足感が高まるかを、よく理解していると思います。これは自分がガイドをする上でも、非常に大切なんですよ!

旅行者としてガイドにお世話になったことへの恩返しの意味合いも

私は東南アジアや南米でバックパッカーをしたことがあるのですが、その時にガイドさんや現地の人に大変お世話になりました。その恩を間接的にでも返したいと思い、通訳案内士資格を取ろうと思いました。

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あなたもご自分の趣味を通して、せっかく日本に来てくださる方々の思い出を、より良いものにするお手伝いをしませんか?

通訳案内士とまではいかなくても、東京都・外国人おもてなし語学ボランティアというものもあるので、ボランティアから始めてみるのもオススメです。

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通訳案内士がオススメな理由④:通訳案内士試験科目免除要件の増加

通訳案内士一次試験では免除科目の活用が合格の鍵

より多くの人に通訳案内士に挑戦して欲しいとの思いからか、通訳案内士一次試験の免除科目要件も近年追加さました。

詳しくはJNTOのサイトを見ていただきたいのですが、例えば英語だと、過去には英検1級でしか筆記試験免除がなかったのですが、TOEIC900でも免除されるようになりました! TOEIC900を英検1級と同等の免除要件にしていいかは疑問ですが(笑)

免除要件を活用して通訳案内士試験に合格する方法は下記に書いています。

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注意点:団体向け受験TOEICは免除対象外

ちなみに、私はタイ留学中に受けたTOEICの結果で免除申請したのですが、団体向け受験(公式スコアじゃない)とみなされて、免除されませんでした・・とほほ

通訳案内士が向いている人

では、どういう人が通訳案内士に合っているのでしょうか?

上記からなんとなくわかるかもしれませんが、ずばり、語学と社会科目が得意だった人! そしてもちろん、海外からいらっしゃるお客さんをおもてなししたい人!

一般的に難しいと言われている通訳案内士資格ですが、高校時代に語学と社会科目が得意だった人は、過去の貯金(笑)をフル活用できるので、比較的楽に合格レベルの知識を手に入れることができます! 独学でも十分に可能ですよ。

終わりに

以上、私が思う通訳案内士資格がオススメな理由でした。

「通訳案内士いいな」と少しでも思ったら、ぜひ挑戦してみませんか??

日本のインバウンドを盛り上げていきましょう!

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