合気道

私が早稲田大学合気道部で富木合気道を学んだ雑感と武道のすヽめ

「そういえば、合気道について何も書いてなかったなあ」と思い、今回、私が早稲田大学合気道部で富木合気道を学んだ雑感と武道おすすめする理由について少し書いてみます! 友人にも合気道に興味ある人は一定数いるので、そんな人が合気道(あるいは他の武道)を始めるために、背中を少しでも押してあげれたらな、と思います。

私と合気道の関わり

まずはじめに私が大学時代、どのように合気道と関わっていたのかを、簡単にご説明します。小学生の時はサッカーと水泳、中学の部活は卓球部、高校の部活は山岳部、と一貫性のないスポーツ歴を歩んできた私は、大学に入ったら武道をやろうと決めていました。というのも、自分や自分の周りの人の身は、結局はある程度自分自身(自分たち)で守るものですし、日本の武道の精神を体得したいと思ったからです。

それまでの武道経験は、中学で柔道、高校で柔道と剣道を体育の授業でやったのみでした。ちなみに、殴り合いの喧嘩などはしたことない、落ち着いた人間です(笑) そこで、①経験者が少なく、大学からでも無理になく始められそう、②殴る・蹴るではなく「相手を制する」といった精神に惹かれた、という2点の理由から、合気道を始めることにしました。

最初の半年ほどは、サークルでお世話になりましたが、もっと本格的に合気道を学びたいと思い、体育会の合気道部に入部させていただきました。当時の私にとって非常に大きな決断であり、その分失ったものもありましたが、得られたものも多かったです! 今まで以上に、自分の限られた時間を何に投資すべきか、ということをよく考えるようになりました。

途中いろんな偶然が重なって4ヶ月半タイ留学してしまったものの、合気道部には4年生の卒部までお世話になり、先輩が引退してからは、至らないながら役職も担いました。正直言って選手としてはあまり強くありませんでしたが・・、私個人としては、得るものの多い、合気道部生活でありましたし、自分が卒部までやり遂げたことには誇りも持っています! 大学四年時には、2段になりました。

ただ、社会人になってからはインド駐在になったりしたため、あまり関われてません・・

富木合気道とは?

富木合気道は数ある合気道の流派の一つ

合気道と一口に言っても、色々な流派があります。私が所属していた早稲田大学合気道部の流派は「富木合気道」と呼ばれるものです。合気道創始者植芝盛平の高弟で、早稲田大学の教授も務めた富木謙治先生が始めたものです。富木合気道に関してはいくつか良い本があるので、興味のある方はそちらを読んでいただくといいと思います。

簡単に言うと、「乱取りのある合気道」となります。乱取りは競技試合です。

そもそも合気道の最大流派である「合気会」をはじめ、テレビやYouTubeで神業として動画があがっている塩田剛三さんの養神館や、慶應義塾大学合気道部の流派である心身統一合気道会などは、基本的に試合を行いません。基本的に、合気道は試合を行わない、ということです。「演武」という、決まった技で取って(投げて)、受ける(投げられる)といった競技での、美しさを競うことで評価されることになります。

富木合気道ではなぜ乱取りを行うのか?

もう少し説明すると、もともと柔道の高段者であった富木先生は、「実戦で使わないと技に嘘が生まれる」というような考え方をお持ちで、合気道の試合法を確立していきました。富木先生は道半ばで亡くなってしまったため、富木先生のお弟子さんたち(私もお世話になった方々)が試行錯誤し、形を変えながら発展しています。

乱取りもしたほうが良いのか?それとも演武だけした方が良いのか?という問題は、立場の違う方によっていろいろと意見が割れるところです。合気道の本流にそうのであれば、乱取りを避けたほうが良いことになり得ますし、実戦的スキルを身につけたい、真剣勝負で自分の技を磨きたい、ということであれば、乱取りもすべきと言うことになります。富木先生は、柔術を柔道へと昇華させた嘉納治五郎先生(大河ドラマ『いだてん』にも出てますね!)のように、合気道をより昇華させることを目指していたと言われています。

競技化が進んで裾野も広がり、現在では富木合気道の世界大会が(そこまで規模は大きくないものの)、毎年日本と日本以外の国の持ち回りで行われています。私はスイス大会に参加しました。

富木合気道を学んでみて

武道でもスポーツでもなんでもそうですが、体だけでなく、頭もかなり使います。そういったこともあり、私は、ただ合気道をやっていた、というよりも、「合気道を学んだ」という心持ちでいます。以下に、富木合気道を学んで私が良かったと思うことを、いくつかあげます。

礼節を学んだ

体育会だったと言うこともあり厳しく刷り込まれたのが、礼節です。そもそも武道は礼節を大切にするものなので、どんなに強い人でも礼節がなってなければ心の底から敬われませんし、実力はまだまだでも、礼節がなっていれば、しっかりしている人だと見なされます。実生活では、あまりカタクなりすぎずも、年齢の上下関係なく、礼節を持って接するようにに心がけています。親しき中にも礼儀ありですね! 人として成長するために、武道を学ぶことはとても良いです。

自分の姿勢にさらに気をつけるようになった

合気道を始める前から、歩くときに背筋を伸ばすことだったり、胸を張るだったり、そういったことはある程度意識していました。合気道で学んだ良い姿勢とは「倒れない姿勢」「動きやすい姿勢」のことです。武道の素養がある人は、立ち方でわかったりもしますが、自分が技を仕掛けやすかったり、相手の技に対処しやすい姿勢をとります。これは、一朝一夕で身につくものではないので、若いうちにある程度身につけられて良かったです。

人体の構造への理解が進んだ

上と関連していますが、人の関節がどうなると体全体がどうなるのか、といったことを、合気道を通して体感しました。これは、関節技のかけ方を覚えた、とかだけではなく、

  • 両足を結んだ線の垂直二等分線上が最も弱い方向
  • 思い頭を攻めて相手のバランスを崩す
  • 手刀の使い方

などなど、様々なことを学んだ、ということです。

心をより平穏に保つことができるようになった

私はもともと他人に対して激しい性格ではなく、冷静な(情熱にかける?)人間だったのですが、合気道を学び、平常心を保つことが以前より容易になったのではないかと感じます。ちょっとやそっとのことでは怒ったりイライラしないですし(自分で思ってるだけ?)、ある意味、物事を達観できるようになったかなと思います。

突然暴漢が襲ってくるという場面に出くわしたとしても(絶対イヤだけど)、合気道経験前とは、だいぶ対処の仕方が変わってくるのではないか・・と思います。

終わりに

以上、ザッとですが、合気道や武道を学ぶことの良さを書いてみました。なんでもそうかもしれませんが、合気道を始め、武道は学べば学ぶほど深いものが少しずつわかってくるものなので、その深みにはまりつつも、なんとか自分で体得するところに妙があるなと感じています。武道を学ぶ場所はたくさんありますので、未経験の方も是非一歩踏み出して、その深みの一端をのぞいてみてくださいね!

ちなみに、早稲田大学は体育会の学生向けに、早稲田アスリートプログラムという特別な指導をしています。(学部での学習+α)

 

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