最近、上野東京ラインや湘南新宿ラインの車内に貼られている、ロイヤルブルネイ航空直行便就航の広告。これを見て嬉しかった人いますか?? 正直、「ふーん」とか「ブルネイってどこ?」といった反応が多いのでは(笑)
そんな日本では認知度の低めなブルネイですが、私にとってブルネイは、大学の3年生間でちょっとずつASEAN10カ国を巡った際の最後の国、ということで思い出のある国であります。
私は大学時代にタイの首都バンコクにあるチュラロンコン大学で交換留学を経験し、その時からバックパックで東南アジアを旅するようになりました。月曜日に授業を入れていなかったので三連休を活用したり、試験前後の休みを利用したりして、陸路やLCCで旅に[…]
せっかく直行便が就航したので、それを記念にブルネイ・ダルサラームというボルネオ島の小さな国の認知度を少しでもあげようと、今回少し書いてみます!
2019年3月15日に成田-バンダルスリブガワン線が就航!
改めて、プレスリリースからの引用をしておきましょう。
ロイヤルブルネイ航空(IATAコード:BI、以下BI)は、2019年3月15日より成田=バンダルスリブガワン線に新規就航することとなりました。BIは、ブルネイダルサラーム王国のナショナルフラッグキャリアであり、日本とブルネイを直行便で結ぶ唯一の航空会社となります。
というわけで、2カ国の首都間が直行便で結ばれるという大変嬉しいことなのです! 街と街との関係性を強くするには、交通の便の良さは非常に重要であり、間違いなく両国を行き来する人が増えるのです!(そもそも増えるという計算にならなければ直行便など就航しないですもんね。)
そもそもブルネイ・ダルサラームとは?
またまた、プレスリリースの紹介を引用します。
ASEAN加盟国のブルネイは、天然資源に恵まれた豊かな国でありながら、野生の猿が暮らすマングローブ林 などの手つかずの自然を手軽に体感することができ、さらには治安の良いのんびりとした街並み散策も堪能できる魅力にあふれた国です。首都のバンダルスリブガワンでは、壮麗な黄金のモスクや、ブルネイ川に浮かぶ伝統 的な水上家屋など、見どころが満載です。
非常にいいまとめですね。要点がしっかり入っています。ちなみに、今回成田と直行便で結ばれるバンダルスリブガワンは、ブルネイの首都です。
我らが地球の歩き方では、マレーシアのおまけのような位置付けとなっています・・
平和で見所もグルメも多いブルネイ観光はかなりオススメ
ブルネイは小さな国土に見所ぎっしり
ブルネイは国土面積こそ小さいものの、様々な観光名所があり、旅行しがいのある国です。上の写真は空港にあるモスクです。いきなり圧倒されます!
私の旅行記には、私が実際に旅して訪れたこと、食べたもの、感じたことなどを書いています!
ブルネイ・ダルサラームという国をご存知でしょうか? マレーシアに囲まれたボルネオ半島の一部を国土としており、面積は5,7…
ブルネイには公共交通手段がほぼ皆無
ブルネイは観光にオススメの国なのですが、最大の難点は公共交通機関がほぼないこと・・
オイルマネーで所得水準は高い国であり、なおかつガソリン代が安いので、ほとんどの国民は皆自家用車を乗り回しています。そのため、ブルネイ人の友人・知人がいない人は、タクシーをチャーターするのが一般的なようです(高めらしい)。
私はラッキーなことに、私がタイに留学する際に参加したASEANの留学プログラムで、ブルネイ人の友人が何人かできたので、その友人やそのまた友人の好意でドライブしてもらいました!
私は学生時代の半年間を、タイの首都バンコクにあるチュラロンコン大学で、交換留学生として過ごしました。「なぜタイ??」とよく訊かれます(笑)そりゃそうですよね〜そんな、まだまだ留学先としてマイナーなタイでの留学、特に、私がお[…]
ブルネイ人は所得高めで親日家
ブルネイ人はとてもいい人が多いです。南国で比較的のんびりした国民性かつ、所得も皆が高めだからでしょうか。また、嬉しいことに親日でもあります。
しかも、ブルネイではそこそこ英語が通じます。公用語はマレー語ですが、私の友人は皆英語が堪能でしたし、そこらへんの街の人も割と英語が話せル人が多いので、いざという時に安心です。
また、マレー語はさっぱりわからなくても、文字はアルファベットなので、発音することはできます。独特の文字を持つタイやカンボジア、ミャンマーなどに比べて、文字は旅行者に優しいです(笑)
最近は、日本人学習者も増えてきたように思われるタイ語。私はひょんなことからタイに留学することになり、それ以来、この奇妙で美しい言語との付き合いが始まりました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://[…]
ロイヤルブルネイ航空に乗った感想
バンダルスリブガワン-マニラ間で搭乗
私がブルネイを訪れた際は、インドネシアのジャカルタとジョグジャカルタとバンダルスリブガワンをセットで、1週間の行程でした。インドネシアからバンダルスリブガワンには直行便がないようでしたので、貧乏旅の強い味方Air Asiaを使い、クアラルンプール経由でバンダルスリブガワンに行きました。
日本に帰国の際は、フィリピンのマニラ経由だったのですが、その際、バンダルスリブガワン-マニラ間は、ロイヤルブルネイ航空でした! ナイスチョイス!
ロイヤルブルネイ航空は豪華な雰囲気
今回この記事を書くにあたって、過去の写真を見返したのですが、残念ながら機内の写真はなし・・ 「ロイヤル」という言葉に負けないハイソな空間でシャッター音を響かせるのがなんとなくためらわれたからだったような気がします・・ 機内はオシャレでサービスも充実していました!
搭乗直前に撮った写真がかろうじてありましたので、上に載せています。空が綺麗!
ロイヤルブルネイ航空のマイルは?
マイラーにとって、貯まるマイルは非常に重要ですよね。スターアライアンスやワンワールドのマイルが貯まるならロイヤルブルネイ航空に乗ろうかなと思っているマイラーも多いはず。
残念ながら、ロイヤルブルネイ航空で貯まるマイルは「ロイヤルスカイズ」という独自のもので、現時点では他のマイレージプログラムと提携はしていない模様。チェンナイ滞在時に乗ったオマーン航空のシンドバッドマイルズより貯めづらそうです・・
終わりに
「マイルが貯まらん!」というのは置いといて、成田-バンダルスリブガワン間の直行便就航は私にとって嬉しいニュースでした! またそのうち、ロイヤルブルネイ航空に乗って、ブルネイを訪れたいなあと思います!
ブルネイは小さい国ということもあり、国民同士の距離感が非常に近いようです。王族もホテル内で歩いているのを見かけたりと、いろいろ平和な国なのです!