インド駐在時にアコーホテルズ系ビジネスホテルに300泊以上した(住んでいた)私は、クレジットカードによる裏技でステータスをゲットできるわけでもなく、また、ステータスマッチすらも受け付けていないレアなアコーホテルズのプラチナ会員(年間60泊でなれるLe Club Accorhotels時代の最高ランク)となっていたので、2年間そこそこいい思いをしてきました。マイラー界隈で流行りのSPGアメックスを手に入れる前にヒルトンのダイヤモンドやベストウェスタンのダイヤモンドセレクトにステータスマッチしたりして、インド生活での憂さ晴らしをしていました(笑)
そんなアコーホテルズのプログラムがAll Accor Live Limitlessなるものに変わり、プラチナの上にダイアモンドなるステータスが現れたので、何がどう変わったのか、アコーホテルズに1年間弱お世話になった私が調べてみました。
アコーホテルズ(AccorHotels)は、フランス発、世界92カ国に5,000のホテルを展開する、世界最大級のホテルグループです。SOFITELやpullmanといった高級ブランドから、ibisなどのビジネスホテルブランドがあります。[…]
相当な改悪にがっかり・・All Accor Live Limitlessの会員ランクはクラシックからダイヤモンドの5段階に
All Accor Live Limitlessのステータスについて
まず始めになんですが、「All Accor Live Limitless」って長い(笑) Hilton HonorsとかMarriott Bonvoyみたいにもっとコンパクトにならんのかい!っていうのが正直な第一印象です。
さて、肝心のプログラム内容はというと、会員ランクが、Le Club Accorhotels時代のクラシック、シルバー、ゴールド、プラチナに加え、一番上にダイヤモンドというランクができました。ダイヤモンドとは如何程のものかと思って特典を見ても、大してすごくありません。というより、相当な改悪ではないでしょうか・・? 10,400EURを支払えばダイヤモンド会員になるらしいですが、10,400EURって1,200,000円くらいですよ・・!
私のステータスは温情?でプラチナ会員からゴールド会員止まりで降格
ちなみに私は2020年に入って、プラチナ会員からゴールド会員になりました。2019年はほとんどアコーを利用していなかったので、都落ちでクラシック会員になると思っていたのですが、以下のメールが来て、(理由は書いてないですが)ゴールド会員にしてあげるよ、ってことでした。大富豪から富豪になったくらいですみましたね!
As a privileged member of ALL, your Status is based on the number of nights you have spent at our hotels and how many Status points you have earned. Based on the number of stays over the past 12 months, your Status Platinum should have gone down to Classic. However, your Status has moved to Gold.
With your new Gold Status, you can enjoy a whole range of benefits, including:
せっかくなので、いくつかAll Accor Live Limitless特典を以下でご紹介します!
プラチナとダイヤモンド会員にはSuite Night Upgrade
Suite Night Upgradeでプラチナ会員とダイヤモンド会員は、一泊スイートルームにアップグレードしてくれるらしいです。通常のアップグレードとは別枠のようですね。私がまだプラチナ会員だった時に以下のメールをもらいました。
We are happy to have you as a Platinum member. Let us tell you more about one of your new exclusive privileges: the Suite Night Upgrade.
This benefit allows you to upgrade your next room to a suite.
Once you earn 18,000 Status points, you’ll earn another Suite Night Upgrade, and an additional one every time you earn another 4,000 points (up to 12 Suite Night Upgrade per year).You can even combine these upgrades to personalise your experience. From now on, you’re invited to enjoy 2 Suite Night Upgrades, available until Dec, 31 2020.
We look forward to welcoming you into one of our comfortable suites.
ただ、ザ サイプレス メルキュールホテル名古屋に泊まった時も、青岛紫玥铂尔曼酒店(Pullman Qingdao Ziyue)に泊まった時も、スイートにしてくれることはなく・・ 新しいプログラムだからか、ホテルの従業員さんもSuite Night Upgradeのことはあまりご存知ないようでした。ソフィテルとかラッフルズといった高級ホテルなら対応が違ったのかもしれませんね。まあ、青岛紫玥铂尔曼酒店(Pullman Qingdao Ziyue)も一応5つ星ホテルなんですけどね。(ちょっと部屋広くなったし、果物盛りくれたし、一泊7,000円ちょいだから文句は言えない!)
私はインド駐在中に会社のお金でアコーホテルズのプラチナになっていたので、今回の青島旅行でもアコーホテルズ系列にお世話になりました。この記事では、プルマン青島ズーユエ(青岛紫玥铂尔曼酒店)の紹介をします![clink url="ht[…]
朝食無料はプラチナ会員はアジア太平洋地域のみ、ダイヤモンド会員は週末のみ?
書き方がよくわかりませんが、プラチナ会員は毎日無料で、ダイヤモンド会員は週末だけのように見えますが・・ 私が前述の青岛紫玥铂尔曼酒店(Pullman Qingdao Ziyue)に泊まった時は朝食無料の特典はもう無くなったとか言われたんですけどね・・ しかも、青岛紫玥铂尔曼酒店(Pullman Qingdao Ziyue)のエクゼクティブラウンジは、フロアマップにはあったものの、封鎖されているようでした。ちなみにジムも・・ 大丈夫か、あのホテル。
ともかく、アジア太平洋限定だか、週末限定だかはよくわかりませんが、朝食が無料でなくなる可能性があるのは明らかな改悪ですね。これだけでも、私だったらヒルトンゴールドの特典を使って、ヒルトン朝食します。(ヒルトンはもうすぐ都落ちなんですが・・)
ヒルトン・オナーズのステータスがダイヤモンド→ゴールドへ降格しましたよ、っていうお話です。多分、もう一生ダイヤモンド会員にならないでしょうね(笑)ヒルトンのステータスチャレンジは半分成功ヒルトンのゴールド会員資格は維持残念な話ではあり[…]
プライオリティチェックインはまさかのクラシック会員(ただしフェアモントのみ)から利用可能
プライオリティチェックインできるのはありがたいですが、平会員であるクラシック会員も(フェアモント)だけであるものの、プライオリティチェックインできてしまうとは何事でしょう・・? これじゃプライオリティ感全然ないですね。そもそも、チェックイン・チェックアウト時に何人も並んでいるという場面に出くわしたことがあまりないので、この特典は正直どうでもいいような気がします。それに、プライオリティカウンターに人がいる可能性が少ない気がするのは私だけでしょうか・・?
レイトチェックアウトはシルバー会員から
レイトチェックアウトがシルバー会員からできるのは嬉しいですね。他の特典が正直微妙だったりするので、積極的にレイトチェックアウトして、少しでも得した気分になりましょう(笑)
終わりに
Le Club AccorhotelsからAll Accor Live Limitlessになり、私が嬉しく思えるポイントは特にありませんでした(泣) 私が人生の30分の1ほどを過ごした場所が所属しているホテルグループで、タイやシンガポール、中国、日本を旅した際も利用した愛着のあるアコーホテルズですが、今まで以上に微妙になりましたね・・ ポイントの使い勝手も悪いし・・ これでヒルトンやマリオットに勝てるのか心配です。 特に上顧客であるプラチナ会員やダイヤモンド会員をもっと大事にした方がいいんじゃないかなと思います。