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【応用情報技術者試験】独学で合格した勉強法!IT嫌いの文系が基本情報不合格してから

  • 2019年12月23日
  • 2020年4月26日
  • IPA, 資格
IPA

ひょんなご縁でインドのIT企業に新卒で入社して3年目の私、2回目の挑戦で応用情報技術者試験に合格しました! 

前回は午後試験で数点足りずに落ちて悔しい思いをしたので、ギリギリ(午前: 62.50点、午後: 64.00点)ではあったものの今回は合格できたので喜びもひとしおです。

IT技術の進捗に伴い文系出身SEも増えている昨今ですが、やはり情報系出身の学生に比べると文系の学生はITに苦戦している人もいますね。(そりゃそうだよね) 

そんな文系出身(情報系じゃない理系も)のIT関係者の皆様の参考になればと思い、私が基本情報技術者試験をすっ飛ばして応用情報技術者試験に合格した独学の体験記を書いてみます!

まずは応用情報技術者試験とはどんな立ち位置の試験なのか、というところから、(特に文系の)基本的な合格戦略、そして具体的な勉強方法について、順を追って説明します。

目次

応用情報技術者試験とは?合格率は?難易度高め

試験を運営しているIPAのウェブサイトによると、応用情報技術者試験は「〜ワンランク上のITエンジニア〜」と副題?が記載されており、以下のような説明がなされています。

ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。

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以上のように、応用情報技術者試験は、技術だけではなく、管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身につく国家試験となっています。

合格率は上記の画像を見ると22.3%ととなっており、簡単ではないものの、ある程度経験を積んだエンジニアがしっかり対策をすれば合格が見えてくる試験となっています。

文系には基本情報技術者試験より応用情報技術者試験の方が簡単?

先輩合格者のブログを見ていると、

  • 絶対基本情報技術者試験からやった方がいい
  • 文系にとってはプログラミングがない応用情報技術者試験の方がむしろ簡単

という2つの意見が見られます。

私は後者の意見にそそのかされて(?)基本情報技術者試験はすっ飛ばして(正確に言うと社会人なりたての時に一回受験して不合格)、応用情報技術者試験に2回目の挑戦で合格しました。

その経験から、結局どういう戦略で応用情報技術者試験に挑んでいけばいいか、私の経験談を述べます!

確かに応用情報技術者試験は文系でも取り組みやすい部分も多い(特に午後問題)

午後問題はマネジメント系の問題で攻めることが可能

応用情報技術者試験の午前問題は全員共通ですが、午後問題は必須の情報セキュリティー以外、10問中4問選んで回答することになります。

その4問全てを、テクニカル系ではなく、「経営戦略」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」のストラテジ系・マネジメント系4科目で済ますことができてしまうのです! 

これが、「応用情報の方が文系向き」と言われる根拠でしょう。私も同感です。

ストラテジ・マネジメントについて基礎知識がない文系は残念・・

私はこの「マネジメント科目で攻める」という戦略で応用情報技術者試験に挑みました。

「経営戦略」は私のゼミの教授の専門分野であるBSC(Balanced Scorecard)が出たりしますし、「サービスマネジメント」は私がインドで1年間やっていた運用業務を通して得た経験が多少は活かせますし、「プロジェクトマネジメント」と「システム監査」も国語の問題のように解ける部分があるからです。(もちろん簡単に解けるわけではないですが・・)

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応用情報技術者試験の午後問題もできればテクニカル系の得意な分野で受けられると良い

とはいえ、国語の論述問題がそこそこ理解できても満点を取るのは難しいのと同様、マネジメント系の問題は、文意を読み違えたりして失点がかさむことがあります。

一方、データベースなど文章問題が多くない科目を得意分野にすれば、安定的な得点源になるので心強いです。それができないから基本情報技術者試験をすっ飛ばそうなんて発想になるのですが・・

やはり応用情報技術者試験は基本情報技術者試験よりだいぶ難易度高め

午前問題で問われる知識は広範

確かに午後問題は文系でも取り組みやすいと言えますが、午前問題は様々な分野から満遍なく出題されるため、テクニカル系の知識が不足しているとなかなか合格できません。

基本情報技術者試験で合格点が取れないのに応用情報技術者試験の合格点が取れるという状況は、午前問題に関してはないでしょう。

やはり基本情報技術者試験に合格してから応用情報技術者試験というステップが妥当かも

そのため、今更ながらですが、私も基本情報技術者試験から受けた方が無難だったかな・・と思わなくもないです。まあ、応用情報技術者試験に合格したからいいんですけどね!笑 

でも、これで今回応用情報技術者試験が不合格だったら、「ああ、やっぱり基本情報技術者試験から合格しとけば良かった・・」となっていたでしょう。

ちなみに、基本情報技術者試験に受かった社会人一年目(文系出身)のコンサルタント(IT系)の友人が使っていた参考書は、「栢木先生の基本情報技術者教室」です。私も参考に読ませてもらいましたが、イラストがあってわかりやすい印象でした!

栢木先生の基本情報技術者教室
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プロマネ経験豊富でプログラミング経験のない人は応用情報技術者試験の方が受かりやすいかも

以上から、文系出身の新米IT屋さんは、表計算でも勉強して、基本情報技術者試験から攻略するのが無難だと思います。

ただ、資格を取らずに実務での経験を5,6年と積んできて、なおかつIT知識全般に明るく、プログラミングの経験があまりないものの、PMなどマネジメントの経験はそこそこある、という人であれば、応用情報技術者試験から受けてしまった方が、合格しやすいのではないかなと思います!

あるいは、応用情報技術者試験を飛ばして、高度区分の「プロジェクトマネージャ試験」などを受けるのもアリです。

【文系も独学可能】応用情報技術者試験対策で活用したオススメの参考書と勉強方法

以上、私の経験から基本情報技術者試験をすっ飛ばして応用情報技術者試験に挑むのはあまりオススメしないものの、「どうしても応用情報技術者試験に合格する必要がある」「基本情報技術者試験じゃなくて応用情報技術者試験を早めに取って周りと差をつけたい」という人には、ご参考までに私が使った参考書と勉強法をお伝えします!

やっと具体的な勉強法についてですね(笑)

かかった費用は参考書一冊分だけです。(基本情報技術者試験の際は参考書を何冊かかったのに落ちましたが・・)

応用情報技術者試験オススメの参考書: ニュースペックテキスト 応用情報技術者

参考書選びは応用情報技つ者試験対策の肝-テキストはカラーの方がテンション上がる

私が買ったのはTACのニュースペックテキストです。ネットで色々なブログを見てこれが一番良さそうだったのでTACを信じることにしました。

(応用情報技術者試験の出題範囲は広すぎるので、到底一冊の参考書じゃカバーすることはできません。ベターなものを選ぶ必要があります。)

ニュースペックテキスト 応用情報技術者
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『ニュースペックテキスト 応用情報技術者』は本全体がカラーであり、巻頭でキャラクターが応用情報技術者試験の概要を解説してくれるので、初学者・独学者でもとっつきやすいです。

ニュースペックテキストを何度か読んで理解することが大事

天才でもなければ『ニュースペックテキスト 応用情報技術者』を一回読んだところで十分に理解できることなど不可能なので、まず最初はザーッと読んでみて、2回目は1回目読んで理解しづらかったところを重点的に読んでいくと効率がいいです。

ただ、2回読んでもこの膨大な範囲を十分に理解することは容易ではないので、応用情報技術者試験の概要を理解したら、さっさと問題演習に進み、『ニュースペックテキスト 応用情報技術者』は辞書がわりにするのがいいでしょう。

【文系も独学で十分】応用情報技術者試験オススメの勉強方法はひたすら過去問演習

応用情報技術者試験合格の鍵は過去問演習

応用情報技術者試験に限らず、IPAの試験は過去問演習が非常に重要だと言われています(どんな試験でも同じですが)。早い段階で過去問に触れましょう。

過去問演習を激推しする理由は3点あります。

  1. 過去問演習を通して本番の試験に慣れる
  2. 参考書を読んでいるだけだと効率が悪い
  3. 本試験の何割かは過去問の使い回し

試験に合格するには問題回答能力を上げるのが近道であり王道

1はいわずもがな。2は全員に当てはまるわけではないでしょうが、もともと技術系の話が特別好きなわけでもない私に取って、参考書をひたすら読んでいるだけは苦痛でしたし、勉強効率が悪かったです。

いろいろな方法を試しつつ勉強していくと、飽きずに続けやすいです。

応用情報技術者試験の午前問題は驚くほど過去問の使い回し

3はそのままなのですが、IPAのマークシート問題の何割かは過去問の使い回しです・・! 

受験生には非常にラッキーです。過去問をひたすらやっておけば、本試験の問題を見た瞬間に、ほんの数秒でいくつかの問いの正解がわかります。過去問をやらない手はありません。

過去問はネットで見れますが、書籍で欲しいなら、以下の『応用情報技術者試験 パーフェクトラーニング過去問週』が一般的かなと思うのでご紹介しておきます。

応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
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書籍なら解説が丁寧にされているので、特に午後問題の内容をしっかり理解したい人には書籍の方がオススメです。

応用情報技術者試験の午前試験過去問演習はスマホアプリの活用がオススメ

応用情報技つ者試験に合格するには、まずは午前問題の対策が大事ですよね。

午前問題の過去問対策は、回転数が大事になります。というのも、答えを覚えるくらい数年分の過去問題をやりこむのが合格の近道だからです(試験に受かることを最優先に考えています)。

午前問題をやりこむときに大変重宝するのがスマホアプリの「応用情報処理 過去問」です。このアプリのいいとこは以下の3点です。

  • スキマ時間に1問から気軽に問題演習できる
  • 無料なのに解説もしっかりしてる
  • 年度ごとに正解・不正解の割合が出る

このアプリでひたすら問題演習を積めば、午前試験は合格に大きく近づきます!

応用情報技術者試験の文章題が苦手な人は午後問題対策用の参考書も

私の情報系専攻の友人は基本情報技術者試験にはなんなく合格していたのですが、応用情報技術者試験の午後問題には苦戦していたようでした。

そこで、友人が使っていたのが午後問題の対策書です。必要に応じて使ってみてください。

応用情報技術者午後問題の重点対策
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以上で、具体的な勉強方法についてはおしまいです。これだけやれば、独学でも十分合格できる可能性があるので、途中キツくても頑張って勉強しましょう!

応用情報技術者試験はどういう人が合格するといいか?メリットは?

ここまで書いてみて、応用情報技術者試験は私にとってなかなか難しい資格だったなあと改めて思いました。

そこで、そこまでして応用情報技術者試験に合格する理由はどんなものがあるか挙げてみます。この取得目的が応用情報技術者試験攻略のコストに見合うものであれば、是非合格を目指しましょう! 

見合わなければあえて取得しなくてもいいかもしれません。

合格するといい人①:応用情報技術者試験合格が会社での昇進条件・資格手当付与条件になる人

応用情報技術者試験合格が昇進条件だったり、資格手当の対象であれば、それだけでも取る価値がありますね! 

自分のスキルアップになるだけでなく、昇進に繋がったり、お金をもらえるのは最高です。昇進したくない・お金いらない、という人もいるかもしれませんが・・(ひたすら技術だけ極めたい人とか)

合格するといい人②:応用情報技術者試験合格で他試験の一部試験の免除をしたい人

応用情報技術者試験合格者は高度情報処理試験の午前I試験が免除

IPAのWebページには以下のような記載があります。

応用情報技術者試験合格後2年間は、ITストラテジスト、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、エンベデッドシステムスペシャリスト、ITサービスマネージャ、システム監査技術者、情報処理安全確保支援士のいずれかを受ける場合、午前I試験の免除ができます。

私もこれからこの高度区分に挑んでいこうと思うのですが、丸一日かけて挑む試験において、少しでも免除科目があるとだいぶ楽になりますよね! 高度区分を受けたい人は、先に応用情報技術者試験に合格しておくのがオススメです。

下記のいずれかの条件を満たした場合、その後(2年間)の受験申込み時に申請することによって、情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の一部(共通的知識を問う午前Ⅰ試験)が免除され、午前Ⅱ試験から受験することが可能です。

【情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の一部免除対象となる条件(いずれか一つでも満たせばOK)】
①応用情報技術者試験(AP)に合格
②情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
③情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

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応用情報技術者試験合格者は中小企業診断士試験の「経営情報システム」が免除

また、私が知っている範囲では、中小企業診断士試験の「経営情報システム」という科目も免除されることができます。

私は中小企業診断士受験も考えており、この免除を受けることが今回応用情報技術者を受験した目的の一つでもありました!

応用情報技術者試験合格は一人前のIT技術者と認められる絶対条件?

何かのブログで読んだと思いますが、「応用情報技術者試験に受からなければ一人前のIT技術者と認められない」と考える人もいるそうです。

私の会社ではそういう風潮はなかったと思いますが、そういう会社やコミュニティもあるのかもしれないですね。一人前のIT技術者と認められたいなら、応用情報技術者試験に合格しときましょう!

独学で応用情報技術者試験は難しいなら講座受講も要検討

独学だとなかなか理解できなかったり、勉強のペースを保てない人には、講座受講もオススメです。

映像授業で効率的に学習ができると評判のスタディングは、現在は基本情報技術者の講座のみしかありませんが、まず基礎固めをするにはいいですね。

  • 「STUDYing(スタディング)」は、忙しい方でも資格取得できるオンライン資格講座です。
  • 資格の受験者の悩みは「時間がないこと」「わからないこと」「お金が無いこと」です。通勤講座は、これらの悩みを解決したため、急成長しています。
  • 【時間がなくてもOK】スマホ・PC・タブレットで学べるため、忙しい社会人の方に向いています。
  • 【わかりやすい】テレビ番組のようなビデオ講座は、他社の講座よりもわかりやすいと評判です。問題練習も充実しており、無理なく合格できる実力がつきます。
  • 【格安】無駄を省くことにより、圧倒的な低価格を実現しました。大手資格学校の5分の1程度の価格となっています。

公式サイト↓

基本情報技術者試験

終わりに

たまに「ほとんど勉強しなくても合格した」という猛者がいますが、基本的に、応用情報技術者試験は難しい試験と言っていいと思います(特に文系新卒のIT技術者にとっては)。

その分、目指す価値がある試験だと思いますので、一度や二度落ちても諦めずに、合格目指して頑張ってください!

参考

Azureに興味ある人は、AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)についての記事もどうぞ。

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