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【絶景】マチュ・ピチュ!標高2,400m天空都市の観光実録とクスコからの行き方

インカ帝国の天空都市として名高いマチュ・ピチュ。小学生の頃から古代文明についての漫画を読んだり、テレビ番組を見たり、上野の国立科学博物館で特別展を見たりして、「いつかマチュ・ピチュに行きたいなあ」と夢想していた私。今回やっとその想いが叶いました!

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旅行記を書くので、マチュ・ピチュに死ぬまでに一度は行きたい!という人は是非参考にしてください〜

目次

クスコからマチュ・ピチュに行く途中、ピサックやオリャンタイタンボで観光するのもオススメ

今回は、インカ帝国の首都だった標高3,400mのこれまた天空都市クスコから、ピサックやオリャンタイタンボ観光を経てマチュ・ピチュに至った旅行記を記します。

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ピサックやオリャンタイタンボに行かない場合は、クスコから直接鉄道の駅に向かい、マチュ・ピチュの麓であるアグアス・カリエンテス(マチュ・ピチュ村)に向かうルートが一般的です。

体力がある人向けの安上がりのコースとして、電車の道を歩いて行くハイキングコースもありますが、結構大変だと思います(笑)

マチュ・ピチュ以外のインカの遺跡も見たいならマチュヨのツアーがオススメ

7:30に迎えの車がクスコの宿に来て、いよいよマチュピチュへ向けたツアーが始まりました。今回参加したのは、マチュヨの定番コースである「1泊2日マチュピチュ・聖なる谷ツアー」。マチュ・ピチュ以外のインカの遺跡に行きたい人にはオススメです!

ツアー内容は以下のものを含みます。

  • インカの遺跡であるピサックとオリャンタイタンボ観光
  • アルパカ農場
  • 往復ペルーレイル
  • マチュピチュ村のホテル
  • マチュピチュへのバス
  • マチュピチュ

2日間で盛りだくさんですね!

アルパカの牧場観光

まずはピサックへの通り道にあると思われるアルパカ牧場へ。普段なかなか見ない高山の動物たちを見て、「ああ、インカの地にはやはりこういった動物たちがいるんだな」と実感しました。

ここにはアルパカだけでなくビクーニャなどもいて、違いなどを説明してもらいました(ツアーはガイド付き(英語)でした。)

雨に濡れているさまも可愛いですね(頬笑み)しっかり餌もあげてきました。よく食べる子たちでした! その他。コンドルもいました。

他には、様々ないもやとうもろこしも置いてありました。アンデスの貴重な食料ですね。

「インカの聖なる谷」ピサック観光

インカ帝国の遺跡であるピサックとは?

クスコの北に「インカの聖なる谷」と呼ばれる地域があります。標高3,400mのクスコから山を下った地点にある、インカ時代から続く多くの村が点在する標高2,800m前後の谷間のことです。

ピサックは日本ではあまり有名ではありませんが、小さめなマチュピチュのような遺跡です。(それでも全然小さくない笑)

高所のピサック観光は大変

約3,000mの高所なので、平地の場合より遺跡を上り下りするのは大変でしたが、この時はまだ元気でちょっと調子に乗ってしまいました・・(笑)あまり元気に動きすぎないように気をつけましょう。最高点は3,514mとのこと。

インカの遺跡では段々畑がよくあります。傾斜のある地で作物を育てる工夫ですね。また、岩肌に無数にある穴はお墓だということでした。

幾度となく夢想していたインカの聖なる谷にいるかと思うと、すごく興奮しますね! インカの人々はこの谷で何を思い、生活していたのかと、風に吹かれながら黄昏たり。広大な遺跡の写真を何枚も撮りました。

ピサックには遺跡の説明等ないためガイドしてもらうのがオススメ

今回はプライベートツアーではなかったのですが、他の参加者はいないらしく、 プライベートツアーに! ラッキーでした。

ガイドのお兄さんは気さくで、3か国語(スペイン語、英語、ポルトガル語)でガイドできるみたいです! すごいですね。

私も通訳案内士のはしくれとして、言語能力・知識・ホスピタリティーともにそろった、彼のようなガイドができるようになりたいと思いました。

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市場の開かれているウルバンバ観光

ウルバンバは、クスコから北西に78キロの標高2,800mにある町です。ウルバンバ川の豊かな水源と穏やかな気候に恵まれたウルバンバは、かつてインカ帝国に食料を供給する拠点でした。青空市場と銀製品の店が並びんでいました!

昼食では、栄養価が非常に良い穀物として注目を集める、キヌアスープをいただきました! 味は薄めに感じましたけど、こんなもんなのでしょう(笑)

食後はお土産を。見ているだけで楽しいカラフルな市場。この色合い好きです。

「インカの聖なる谷」オリャンタイタンボ観光

そして、本日のもう一つの目玉、オリャンタイタンボへ。オリャンタイタンボはインカ帝国の砦です。とても巨大な岩でできた砦で、インカの人々がここでスペイン人を迎え撃とうとした当時に思いを馳せました。

ここも上り下りが多く、高地に弱いと特に大変です。とにかくスケールがでかい!

オリャンタイタンボでもピサックと同じように段々畑が連なっているのを見ることができます。自然との共存を図ったインカの町は美しいですね。

オリャンタイタンボ駅からペルーレイルでマチュ・ピチュ村へ

体力に相当自信がある人以外はペルーレイルかインカレイルがオススメ

ここオリャンタイタンボの駅から、ペルーレイルでマチュピチュ村へ向かいました。環境保全などの理由があり、マチュピチュ村へは、これかもう一つのインカレイルで行くか、歩いていく以外に方法がないのです。

貧乏バックパッカーにはつらいですが、ちょっとお高めな列車へ。最初は、バックパッカーの間で「スタンドバイミー」などと呼ばれている、列車の線路をずっと歩いていくコースで行こうと考えていたのですが、いろいろ検討した上で、無難に電車で行くことにしました。

高所で体調を崩しやすいので、電車にして正解でした!

ペルーレイルではドリンクと軽食の車内サービスあり

列車では軽食やドリンクのサービスがあり、周囲の景色やBGMを楽しみながら快適に過ごせます。ドリンクと軽食はチチャモラーダ(紫のトウモロコシのジュース)とキヌアパイでした。

ペルーレイルの車窓からの眺めも良い

車窓もいいです。窓が大きいので、インカの景色を楽しむことができます。

ペルーレイルに乗る際の注意点

ペルーレイルに乗る際の注意点ですが、大きな荷物は車内に持ち込めません! 飛行機の機内に持ち込めるくらいの大きさなら大丈夫なのですが、大きなスーツケースは載せられない可能性があります。というのも、単純にスペースがないのです・・

所要時間1時間半ほどでアグアスカリエンテス駅(マチュピチュ村)へ

1時間半ほどで、アグアスカリエンテス駅(マチュピチュ村)に到着しました。

駅ではツアー会社の人が出迎えてくれて、ホテルへ案内してくれました。日本的には当たり前といえば当たり前ですが、しっかりしていますね。

マチュ・ピチュ村での夕食-名物はマス料理-

夕食は、近くのレストランHot Springs IIで、マチュピチュ村名物のマス料理をいただきました!

脂がのっていて美味しかったですが、油に弱めな人にはあまり良くないかもしれません・・というのも、高山では消化能力が落ちるからです。美味しいんですけどね。

マチュ・ピチュ村散策もオススメ

素朴なマチュピチュ村散策もオススメです! 観光基地ではありますが、山間の街という感じですね。

天空都市「マチュ・ピチュ」観光

マチュ・ピチュとは?意味はケチュア語で「老いた峰」

マチュピチュとは、現地のケチュア語で「老いた峰」という意味です。日本からの長旅の末、やっとここまで辿り着きました! ああ、やっと憧れのマチュピチュ・・

マチュ・ピチュ村からマチュ・ピチュの入り口はバスで15分

マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までバスで15分程かかります。遺跡の入場は6時からなので、5時半ごろバス停に行ったのですが、すでに長蛇の列・・

並んでいる人たちに、カッパやコーヒーが売られています。より早く遺跡に入場したいという方は、4時台から並んでおくことをオススメします!

ハイラム・ビンガムロードを登ってマチュ・ピチュに行くのもアリ

バスに乗る以外の選択肢としては、「歩く」というものもあります(笑)大変ですけど。

マチュピチュを「発見」したアメリカ人考古学者ハイラム・ビンカムが発見時に登った道が、ハイラム・ビンカムロードとして整備されています。バスもその道を通ります。

航空写真で見えるくねくねした道ですね! バスは片道2,000円くらいするので、貧乏バックパッカーにはつらいですし、 体力ある方は、ハイラム・ビンカムの高揚感を感じてみるのもいいですね。苦労して登った先に、やっとマチュピチュが・・という感動。

まあ、私はツアーに含まれていたバスで楽々行っちゃいましたけど・・ バスは高いだけあってきれいでした。

マチュ・ピチュ遺跡観光

いよいよマチュピチュへ。遺跡を見た瞬間は、 「遂に来たな」 という感じでした。

何度も本や映像でその姿は見ていたので、もはや馴染みの景色(笑) とはいえ、月並みですが、実際見るのは違いますね!

とにかく広いです。 壮大です。 空中都市です。これを初めて見たハイラム・ビンカムがどれほど感動したものか・・ ハイラム・ビンカムのことが羨ましくなります(笑)

ワイナ・ピチュ(若い峰)登山

ワイナ・ピチュ(若い峰)に登る予約をしていたので、遺跡観光はひとまず置いて、登山口へ。

ワイナ・ピチュの頂上から見る景色はとても素晴らしいそうです! ただ、雨季で晴れるか微妙でしたが・・ とりあえず登ってみました!

若干体調が悪く、前日の疲れも残っていたのでなかなか大変でした。1時間ほどで頂上には着いたものの、周りは真っ白。登山家が言う、「ガスってる」 という状態そのものでした。

しばらく晴れるのを待っていましたが、30分以上待っても変わる気配がなかったので、不本意ながらも下山することに・・

特に雨季の場合、ワイナ・ピチュは午後登ったほうがいいかもしれないです。

マチュ・ピチュ遺跡入場ゲート前のカフェで休憩も可

遺跡は出入りできるので、見学しつつ、入場ゲートの手前にあるカフェで軽く食べることもできます。遺跡内では飲食禁止なのです。とはいえ、実際は食べてる人いるんですけどね(笑) 大概はすぐ係員に見つかって、注意されます。遺跡の保全にはしっかり協力しましょう!

アグアス・カリエンテス駅近くの土産物屋で買い物を楽しもう

アグアス・カリエンテス駅周辺は土産物屋が並んでいるので、そこで、ご当地Tシャツと、父のためにアルパカのセーターを買いました。

そこそこ値切り交渉はできますが、希望の値段をスペイン語で言ったりしてもそんなに安くはならなかったです。そこまで物価が安くないのと、 東南アジアやインドみたいに、思いっきり吹っかけてはこないんでしょうね。

高山病にはコカ茶やコカキャンディーが効くらしい

また、高山病の対症療法のためにコカキャンディを買いました。味はコーヒーキャンディみたいな感じでした。効果は・・気休め程度ですかね(笑)

終わりに-マチュ・ピチュに行くなら元気なうちに-

鉱山ということもあり辛い時もありましたが、無事にマチュピチュへ行けて良かったです! 

なかなか体力が必要となる旅になるので、あなたもまだ元気に行けるうちに、一生に一度は見るべき絶景「マチュ・ピチュ」を見に行くことをオススメします^^

マチュ・ピチュの後は、クスコ に戻ってクスコ周辺のバスツアーに参加しました。

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