英検

本当にレベル高すぎ?英検1級を攻略するためにすべき5つのこと

 

英検は言わずと知れた日本における英語資格の代表格! 英検1級取ったらカッコよくないですか?

しかも、TOEICなどのように期限付きの資格とは違い、英検は、取得したら一生資格を保持できます。 一回取ってしまえば、一生、「英語ができる人」っていう証明になるんですよ!

だからこそ、純ジャパにとって、英検1級はなかなか高いハードルです。

今後一生使うことないだろうな、と思わせる単語・イディオムの数々、専門的な内容の長文問題・リスニング問題、また、社会問題に対する意見を主張しなければならない面接などなど、その全てを満遍なくクリアできた人だけが、英検1級の称号を手に入れることができます。

かくいう私も、苦労して対策しました。 その結果、中学2年で初めて受けた英検(3級)から足掛け7年で、日本の英語資格の最高峰を制覇することができました!

「英検1級なんて意味のない単語ばかりだから、実用性ないでしょ」 あなたも、帰国子女など、英語が得意な人から、そう聞いたことがあるかもしれません。

とはいえ、これは負け犬の遠吠え、とも取られかねません。 実際、帰国子女のように英語をペラペラ喋る人にとっても、英検1級は容易なものではありません。

その点、英語を一から学び、正しい努力の仕方を知っている人の方が、英検1級取得に関しては有利だとも言えます!

本当に「英検1級は意味のないもの」と思うなら、ちゃっちゃと取って、思う存分バカにしちゃいましょう(笑) この高みに達してこそ、見える景色というものがあります!

以下、私の経験上、英検1級を攻略するためにすべき5つのことをあげます! (ここからは、安定して英検準1級に受かる実力のある人向けです。準1級に安定して受かる実力がまだないならば、まずは基礎を固める方が英語力アップの近道です! 私が実践し、まとめた英語勉強法の記事を、ご参照ください。)

以下、私が英検1級一発合格を達成した戦略をご紹介します!

英検1級に受かるには何よりもまず単語を覚えるべし!

あえて言いましょう。英検1級はクソ単語ゲーです。

単語を制すれば勝てるし、制せなければ負けます。 私が受けた時は、大問1で、25問、今まで見たことないような単語の数々と戦わなければなりませんでした。

現在の英検では、私が受けた頃と配点が違うみたいですが、ここで点が取れなければ、英検1級というゲームにクリアできないのは明白です。 このように、専門的な単語力にここまで重きを置いていることは、他の英語資格と比べた、英検1級の特徴です。

また、「英検1級意味ない説」の主な論拠はここではないかと思います。

事実、アメリカで生まれ育ち、大学生になって初めて日本に住み始めた私の友人(英語ネイティブ)に、私が英検1級対策で使っていた単語帳を見せたところ、予想通り「分からなくはないけど、使わない単語ばかりだね」と言われました。

そうなんです、一般人にはあまり実用性がないんですよ・・  ただ逆に、大学で専門教育を受ける人、より高い英語力を目指す人には、身につけて損のない単語力です。

事実、私の経験上、英語論文を読む時は、ここで身につけた単語力が活きましたし、ネイティブとノンネイティブの違いは、こうした日常会話レベル以上の単語量の差でもあると思います。

私たち日本語を母国語とする人も、日常生活で使う単語はそれほど高度なものじゃなくても、例えばニュースの討論を聴いて、政治問題について理解できたりします。

これと同じ感じですね!  英検1級レベルの単語を身につけて、ネイティブに一歩近づきましょう!

単語力の大事さゆえ前置きが長くなりましたが、ここからは具体的な対策に移ります。

オススメの単語帳は旺文社の英検1級用の単語帳です。英検1級対策はそれ専用の英単語帳がいいですね。

これをひたすら見ます。とにかく見ます。最初は下手に覚えようとしなくていいです。

完璧主義者は挫折しやすいと思うので、最初はなんとなくでもいいです。例えば日本史だったら、奈良時代くらいまではものすごく詳しいけど、そこで挫折しちゃった・・なんて人いませんか? 英検1級対策も、最初から変に努力して息切れしていては合格は難しいです。

とにかく、英検1級レベルの単語に触れる回数を増やしましょう!そうすることで、このレベルの単語に慣れて来ます。この単語帳が難しすぎる人は、私がオススメの単語帳3選も試してみてください!

私は大学の行き帰りで30分ずつ電車に乗っていたので、試験前の一ヶ月はひたすら単語帳を見まくりました。なんとなくしか覚えられませんでしたが、3周はしたので、自信には繋がりました!

単語は一回で長時間やるより、毎日30分でも1時間でも、隙間時間で勉強していくことをオススメします!

英検1級の長文は満点を目指すべし!

長文は、純ジャパにとって、落としてはならないところです。 それは、受験で鍛えた英語力をそのまま活用でき、しかも出題数が多いからです。 (2016年度第3回検定では、6つの長文問題が出題されました。)

単語は覚えていなければただのロト6だし、作文は文法ミスがあるかもしれないし、リスニングは耳追いつかないし・・ というあなた(全て合格時の私)は、絶対に長文問題を味方につけましょう!

本番で私は長文でのミスを1問に抑えることができたので、一次試験を突破できました!

もちろん、ここでも単語力が大事なことは変わりませんが、多少わからなくても、文章ごと大体の意味を把握できていれば、正解を選ぶのはそれほど難しくないです。そういう意味では、国語の読解文が得意な人は、文章を読む基礎力ができているため、英語に慣れさえすれば、安定的に点が取れるところです。(というより、取らなくてはいけない!)

英検1級の長文問題は、様々な専門分野からの出題があり、文理を超えた教養がモノを言います。 この点、英語はできるけど教養があまりない人より、純ジャパでも、しっかり日本の教育システムで勉強し、幅広い教養を備え、国語の文章題に慣れている、というあなたの方が、有利だと言えます!

対策ですが、単語・イディオム学習と並行しつつ、ひたすら英検1級レベルの文章に慣れていきましょう!

過去問題を解きまくり、気分転換に早慶レベルの問題を解いてみるのもアリですね。東大などの旧帝大系の問題でもいいですが、記述問題が多めです。記号問題率の多い、難関私大の問題の方が英検向きですね。

英字新聞の文章は、個人的に英検1級の長文より難易度が高いと思うので、余裕のある方は、英字新聞レベルの文章に慣れてみてください。英字新聞がスラスラ読めるというレベルであれば、正直、英検1級の筆記は楽勝です。(本当に「スラスラ」ですよ)

英文慣れして、本番では、楽勝に長文問題を片付けてしまいましょう!

ただ、本番での注意点は、完璧を目指すあまり、長文問題に時間をかけすぎないこと。 いかに早い時間で満点近い得点を取るかが重要なのです!

私は本番で長文に時間をかけすぎてしまい、作文をギリギリに書き終える羽目になった記憶があります。

時間的・精神的余裕を得るためにも、長文は要領よく終わらせましょう!

英検1級の作文は、社会問題への感度を日々高め、論理的な文章を!

英検準1級に受かるまで英語力を高めてきたあなたには、作文に向けて特別な英語の対策はいりません。 単語と長文対策で述べたことをコツコツやれば大丈夫です。

英語よりも、社会問題への感度を日々高めましょう!社会問題とかあまり自信ないなあ、って人には、『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』がオススメです!

作文のお題は1つだけです。 つまり、自分の書きやすい話題で書けるとは限りません。 どんなお題が出ても、しっかりと論理的な文章を書けるように、日々生活していきましょう!

英検1級のリスニングはラジオで鍛えて臨むべし!

一般的に、純ジャパと、幼い頃から英語に触れてきた帰国子女で決定的に違うのが、このリスニング力。

正直、微妙な音の聴き分けは、一生帰国子女にかなわないかもしれない・・  しかし、英検1級レベルなら、純ジャパでも努力次第で到達できます。 高校2年生の終わりに、やっとパスポートを取得した私が言うので、間違いはありません!

純ジャパの弱点は、英語耳(日本語にはない英語の発音が聴き取れる耳)が形成できていないことに加え、絶対的に英語を聴く時間が少ないことです。

少しでも英語を聴く時間を長くするために、私はBBCのアプリをダウンロードして、耳が空いている時間はできるだけ聴いているようにしました。 電車の中や歩いている時、食器洗いをしている時などなど、時間を見つけては、BBCを聴いていました。ほんとにとにかく聴いてました。

BBCを選んだ理由は、日本の英語教育はアメリカ英語よりだったので、私にとってイギリス英語の方が聴きとりづらかったこと、英語を聴くだけでなく、世界の現状をリアルタイムで追うことができるからです。作文や面接対策にもなります。

時事単語や専門単語が聴けるだけでなく、日本のニュースとは違った視点も観れたりして面白いです! また、インタビューで様々な国の人の英語が聴けるので、こういうバックグラウンドの人はこういう英語を話すのか!など、発見もたくさんあります。

先ほど、時間を見つけてはBBCを聴いていた、と書きましたが、いくら時間を増やした方がいいとはいえ、聞き流してしまって、頭の中で情報を処理できていなければあまり効果がないので、できるだけ集中できるときに聴くようにしましょう。

あまりダラダラ聴いてもメリハリがなくなり、効果を十分発揮できる期間が短くなってしまうので注意が必要です。

気分が乗らない時はただただぼーっとしたり、好きな音楽を聴くなど、意識してリラックスしてみてください!

アメリカ英語が苦手!とか、オーストラリア英語がいい!とか好みがあれば、特にBBCにこだわる必要はありません。 大事なのは、アカデミックめな英語に触れる時間を長くし、少なくとも大枠は理解することです。

その点、リアルタイムで進んでいくニュースは、飽きもこないし、知識も増えるので、非常にオススメです!  そして、過去問を解きまくりましょう!

BBC以外で私が使っていた、オススメのリスニング教材と言えば、『オバマ大統領演説』

ちょうど高校生の時に、オバマ大統領就任で世界が沸いていたので、ミーハーな私は購入(笑) オバマ大統領の演説だけでなく、ケネディ大統領の就任演説や、キング牧師の「I have a dream」など、有名な演説が全文+和訳付きだったので、勉強にも重宝しました! 高校時代からの愛用の書です。

余裕がある方は、気に入った演説を、その人になりきり、全文暗唱できるようになったら、相当力がつきますね!

英検1級の面接はたいしたことない!

一次試験に合格された方、おめでとうございます! 一次試験に合格すれば、英検1級に受かったようなものです。

というのも、一次試験に合格できた人にとって、二次試験は、対策は簡単で、一次試験ほどの英語力を要しないからです。

  • スピーキングが本当にできない人
  • 極度に上がってしまう人
  • 面接で話すような知識が不足している人、

でなく、明らかな失敗をせずそつなくこなせば、大方合格できるのではないかと思います。 とは言っても、一発で受かるためには、対策は絶対にしていってくださいね!

二次試験では、5つのトピックカードから一つを選んで、それについての簡単な質疑応答をします。 トピックは一次試験の作文のお題をイメージしてください。 国際問題や社会問題、環境問題などがあります。

一次試験の作文対策でアンテナを高くし、おまけにBBCも聴いているような方は、それほど困らないトピックだと思います。

特に専門知識はいらないので、普段ニュースを聴いて、それに対する意見を英語で言ってみる、ということを習慣化すれば、さほど難しいものではありません。 時間効率化のために、歩いてる時や電車に乗っている時に、意識して頭を動かせば、時間を取られずに対策できます。何も机に向かって勉強する必要はないのです。

念のために、得意なトピックを3つくらい作っておくと安心です。 私は環境問題に興味があったので、本番で環境問題のトピックがあった時は、他のトピックを吟味しませんでした。こうすることによって、時間的・精神的余裕ができたので、非常に良かったです!

面接官はネイティブと日本人一人ずつで、ネイティブの方も、非常にはっきりと発音してくださったので、聴き取れなくてあたふたする、ということはあまりないかと思います。 これはあくまで面接官によると思うので、運もあるのでしょうが・・

注意事項としては、アイコンタクトとタイムマネジメントがあります。

やはり、二次試験は一方通行ではなく言葉のキャッチボールなので、いくら英語が上手でも、勝手に喋っているだけでは、印象が悪いです。 普段から、「人に伝える」ことを意識しましょう。

考える時間・最初のスピーチをする時間は限られているので、要領よくやりましょう。 1分間の考える時間では、素早く構成を考え、軽く心の中で練習できるくらいだといい感じです。

スピーチは2分間なので、言いたいことを時間内に言い切りましょう。 言ったことしか評価されないので、時間を考え、順序立てて話しましょう。

この時にwhole-part-wholeという構成が効果的です。 まず話すことを提示し、本論で詳しく話しつつ、最後には話したことを復唱するというスピーチ手法です。

日本語は、相手の主張が結局最後までわからないこともありますが、英語ではまず結論を言い、最後に復唱(リマインド)しましょう! そうすることで、話がわかりやすいだけでなく、落ち着いた感じもアピールできます。 この話し方は、日本語のスピーチでも意識するといいですね!

ちなみに、通訳案内士の面接の方が難しかったです。英検1級の面接対策のような、単純な対策では不十分な臨機応変な対応が求められ、話すことも多かったからです。通訳案内士にも興味がある方は、こちらをご覧ください。

終わりに

ここまで、英検1級の要素ごとにすべきことを見てきましたが、参考になったでしょうか?  英検1級は、確かに難しいです。 難しいからこそ、挑む価値がある資格ともいえるでしょう。

最後にお伝えしたいことは、結局、正念場の一次試験はマークシートだということ!

それなりの英語力があれば、まぐれで当たって合格することもあるので、あまり気を張りすぎず、マイペースで挑戦してみてください!!

英検1級は通訳案内士試験の一次試験免除資格の一つなので、興味があれば通訳案内士受験もご検討を!

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