「世界一高いロープウェイ」 と聞いて、ワクワクしませんか??
ペルーのマチュピチュ、クスコ、プーノ観光の次に、ボリビア最大都市ラパスへ降り立った私は、その「世界一高いロープウェイ」を体験してみることに!
マチュピチュ等インカ帝国の遺跡や、インカ帝国の首都だったクスコを観光したのち、チチカカ湖畔の町、プーノへ向かいました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://zipanger777.com/blog[…]
今回は、そんなロープウェイの体験談とラパスについてご紹介します!
ボリビア最大都市のラパスとは?
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ラパスはボリビアの事実上の首都
ラパスはボリビアの行政・立法府のある事実上の首都で、3,500-4,000mあたりのすり鉢状の地に広がっています。遠くから or 上から見ると非常に美しいです!
人口は驚きの70万人超で、もはや天空都市と言えるレベルですね。
ラパスの斜め上の移動に便利なロープウェイ「ミ・テレフェリコ」
今回ご紹介するロープウェイは、「ミ・テレフェリコ」という名前で、2014年に開業しました。
ラパスでは、標高が高いところほど、低所得者が住んでいて治安が悪いと言われていましたが、このロープウェイが開通したおかげで標高の高い場所に住む人もラパス中心地で働きやすくなり、治安が改善したと言われています。
では、以下で体験談をご紹介します!
いざラパスのロープウェイ駅へ
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夜景が最高らしいが治安的には昼間の方が安全
以前ラパスを訪れた友人は 「夜景がすごくきれいだからオススメ!」 と言っていましたが、夜は都合が悪く、 昼に行くことにしました!
夜は治安も微妙ですしね・・(多分)
ロープウェイ駅は意外と見つけづらい
ロープウェイだから、 なんとなく駅に向かってけば上の方に見えてくるだろうとたかをくくってましたが、 それがなかなか見つからない・・
ラパスはすり鉢状の都市なので、 標高差と建物が邪魔をし、 なかなか目当てのロープウェイが見つかりませんでした。
道行く人に尋ね尋ね、 なんとか駅へ。 駅に着くまでは富士山の山頂で登山しているようなものだったので、 それだけでしんどかったですよ。(私は元山岳部)
ラパスのロープウェイは新しくて快適で安い
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レッドラインに乗車
駅で往復チケット(100円くらいかな)を買い、 ロープウェイへ乗り込みました。いくつかのラインがありますが、私が乗ったのはレッドラインです。
比較的新しいので、駅も乗り物をきれいでした! とはいえ、市民の足だけあって運賃は安く、ありがたかったです。
ロープウェイは立派なラパス市民の足
観光客と一緒というよりは、 ボリビア人と一緒に乗り込むことになるので、自分がローカライズされた感あって面白かったですね(笑)
ロープウェイはラパスの治安改善に一役買う素晴らしいインフラ
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高所に住む人もラパス市内に通勤できるように
前にも少し触れましたが、そもそもこのロープウェイは、 ラパスの中でも標高の高い所に住んでいる人々が、 街の中心部で働きやすいように造られたそうです。
標高4,000m付近はエル・アルト(El Alto)国際空港もある、ラパス最高地点なのですが、 相当治安が悪かったそうです。 しかし、このロープウェイのおかげで雇用も増え、 治安はどんどん改善されているそうです! 素晴らしいですね! インフラ整備の大切さを思い知りました。
すり鉢状の都市ラパスの発展が楽しみ
すり鉢状の一番低い所(3,600m)には、 高層ビルが立ち並ぶ一方、そういった地域に住めない人は、 どんどん標高の高い方へ住み着いていくことで、成長を続ける街「ラパス」。
街の成り立ちも興味深いですし、 これからの発展が楽しみな街ですね。上から見ると、非常に美しい街並みです!
エル・アルトの泥棒市は健在との噂
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スられた物が翌日の市に並ぶらしい
いろいろ豆知識を挟みましたが、レッドラインの終着駅に着きました!
ここでは「泥棒市」と呼ばれるフリマみたいなのが開かれているみたいです。スリが多いらしいので、持ち物には気をつけましょう! スられた物は、次の日泥棒市に並ぶという噂・・(笑) 笑っていいのやら。
ラパスではおばプロも有名
ちなみに、私は時間がなくて見れませんでしたが、ラパスでは、おばちゃんプロレス、略して「おばプロ」と呼ばれている(日本人だけ?)プロレスが有名です。
なかなか他の地域では見れないと思うので、お時間ある方は見てみるのもいいですね!
ラパスの「月の谷」観光もかなりオススメ
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ラパス郊外には「月の谷」と呼ばれる場所があります。
地球の神秘を感じることができる場所なので、せっかくラパスへ行くのなら、是非「月の谷」にも足を伸ばしてみてください!
突然ですが、月の表面を想像してみてください。月の表面は、白くてボコボコしているイメージですよね。一生のうちに、月に行くこ…
ラパスではお買い物もオススメ
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ラパスには市場も広がっており、得体の知れないものを買うこともできます。リャマの赤ちゃんのミイラとか有名ですね・・(写真は載せません)
私は南米柄のバッグを400円ほどで買い、今でも旅先等で愛用しています!
世界で一番高所にあるエル・アルト国際空港について
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続いて、世界で一番高所にあるエル・アルト国際空港についてです。
ウユニ塩湖に行く人も経由する空港
エル・アルト国際空港はラパス近郊にあるボリビア最大の空港で、ラパスにくる人はもちろん、ウユニ塩湖に空路で行く人は、このエル・アルト国際空港を経由することになります。
エル・アルト国際空港は世界で一番高所にある空港で、その標高はまさかの4,000m越え! 高山に弱い人は気をつけましょう。
ラパス市内からエル・アルト国際空港への交通手段
市内中心部からエル・アルト国際空港へ行くには、 主な移動手段として、
- ミニバス
- タクシー
- ロープウェイ(途中まで)
の3つがあります。 ミニバスなら200円くらいらしいのですが、 私は飛行機に乗り遅れそうになって肝を冷やしたくなかったので、 タクシーにしました。
タクシーだと800円くらいで物価を考えるとだいぶ高かったですが、 必要経費ですね(貧乏バックパッカーの思考はこんなもん)。ラパス市内中心部から40分くらいで空港に着きました。
エル・アルト国際空港内部の様子
エル・アルト国際空港では、Wi-Fiはカフェ等にしかなかったものの、空港はきれいでまあまあ大きいです。さすがボリビア一の空港!
日本人の集団をお出迎えしているボリビアの人々もいました。日系人の交流かな?
私は出国後、搭乗口付近の自動販売機でジュースを買おうとしたのですが、 自動販売機は壊れてました・・ 他に飲み物を売っている店は閉まってるし・・ 商売っ気ない空港ですね。出国後開いてたのは、高めな免税店とマッサージ店くらいでした。
ボリビアの通貨ボリビアーノは両替が難しい
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ペルーのソルには良いレートで両替できなかった
出国後に空港で買い物ができなかったため、しょうがないからペルーでボリビアーノをソル(ペルーの通貨)に両替するか、 と思いました。
ですが、ボリビアーノの価値って相当低くて、ソルとはレート6割くらいでしか両替できないみたいなんですね・・ やはり、ボリビアは南米最貧国・・ 経済的には信用されていないのかもしれません。
南米では日本円の価値は高くないみたい
ちなみに、日本円もソルとはレート7割くらいでしか両替してくれないので、 単純に経済力の問題でもないようです。 地理的要因からか、 日本円はペルーで価値がかなり低いです。
こんなふうに著しく通貨によって両替レートが異なることは、私の駅献上アジアではなかったので、びっくりしました。 南米を旅する際は、万能通貨であるUSドルを持参するのがオススメです!
終わりに
ラパスのロープウェイやエル・アルト国際空港について振り返ってみて改めて思いますが、南米は面白い土地ですね!
日本にいるだけでは全然想像つかないような世界が広がっています。是非、安全には気をつけて旅を楽しんでくださいね!