浦和高校

【県立浦和高校】卒業生が3つの視点から振り返る色褪せぬ魅力

 

母校である、埼玉県立浦和高等学校の紹介です。

近年では、以前「滑り止め」(注)などと失礼な言い方をしていた私立の高校に、東大合格者数で後れを取っている年もあるらしいです。若干逆境?ということで、

  • 学校行事
  • 部活動
  • 勉学

の3点から、浦和高校(通称:浦校)の素晴らしさを述べ、宣伝しておこうと思います!

(注:北辰テストという、埼玉県のほとんどの高校受験生が受けるテストがあります。そこで偏差値70を、中3の9月以降に2回か3回取れば、事実上の「合格確約」がもらえました。本番で大コケしたらダメらしいですけど(笑))

浦和高校の学校行事

正直、たくさんありすぎてどれを紹介すべきか迷います。一般的じゃなさそうなもの全部あげちゃえ・・!

  • 新入生歓迎マラソン
  • 臨海学校
  • 浦校祭
  • 古河マラ
  • 各種スポーツ大会
  • 麗和セミナー

一つずつ簡単に紹介していきます。

新入生歓迎マラソン

5月に東松山にある森林公園の、10㎞ほどのアップダウンある道を、全校生徒1,000人ほどで駆け抜けます!一般的な価値観で言えば「歓迎」ではないと思いますが、浦校的な価値観を体感する「歓迎」の行事と言えますね(笑)浦校の常識は社会の非常識(いい意味で・・?)と言われる一例です。

1年生、2年生、3年生の順にスタートするので、「後ろから先輩に押し倒される」みたいな噂がありました。しかし、特に何もなかったと思うので、その点は平和なマラソン大会でした。

臨海学校

臨海学校は1年生のための行事です。このために、1年生の1学期は、週4で泳ぎまくります。保健の授業が水泳の授業になっていました(笑)泳ぐのが苦手な人や、もっと泳ぎたい人は、朝練もします。

とにかく泳ぐので、浦校入学前は泳げなかった人も、大概、泳げるようになります!

私の時の本番は伊豆で3泊4日でした。なかなか派手な原色(私の学年は青)の海パンの男たちが、400人ほど海岸にいるので、なかなか迷惑で、異様な光景だったと思います(笑)

最終日は最長2㎞の遠泳をします。速度は速くないので、そこまで苦行ではないですが、遠泳を終えた達成感はいいものでした!

浦校祭

浦校祭は、体育祭と文化祭で成り立っています。ここは多くの高校と一緒でしょう。ですが、内容はなかなかユニークなものだと思います。

体育祭は、男子校らしく、荒々しいです。毎年流血する人がいますし、救急車に待機していただいています。と言っても、無茶しすぎなければ、大怪我はしないと思います!

学年種目があり、1年生は浦球、2年生は綱取り、3年生は棒倒しです。浦球というのは、ボールがいっぱいあるラグビーみたいなものです。これが、入学して初めての球技・・(笑)

そして、騎馬戦。かなり白熱します!流血者が出るのは、大体ここらへんですね。

お昼休みには浦校ダービーというネタ種目があります。ルールはよくわからないですが、賭けに勝つと、点数がもらえるのかな・・ 多分、ルールはどうでもよく、仮装した集団や、筋肉自慢が見どころでしょう。

文化祭は、男子校なのでギラギラしてます(笑)聞くところによると、他校よりは良識あるらしいですが。私も高2で文実(文化祭実行委員)幹部として運営を担当した、ミスコン(男だけど)や浦校最強王決定戦、全国制覇経験のあるクイズ研究会の企画や、入り口を飾る相当手の込んだ門が見どころです!

一般公開後は、一般の人は見れない(というか見せられない(笑))後夜祭があり、キャンパスファイアと共に、思い出を彩ります。

文化祭のパンフレットには、下(した)ネタという小ネタが各ページの下にあり、裏交際という誤変換(笑)なんかがネタになってます。浦和第一女子高校(一女)の文化祭パンフレットにも、下(した)ネタのような位置付けの小ネタがありますが、さすがに、下(した)ネタとは呼んでないです。

古河マラ

古河マラソン(古河マラ)も浦校の名物行事で、浦校から、茨城県の古河まで強歩する行事です(「競」歩ではなく「強」歩)。 というのも、制限時間が7時間ほどなので、普通の人は走らないと間に合いません。

私は山岳部だったので、長距離を進むのが一般人より得意(浦校生の平均くらい)だと思うのですが、大体35㎞、久喜を過ぎてしばらく行ったあたりで膝にガタが来ました。40㎞超えると、あとは気力です。人間、諦めなければ、なんとかなるものです。

足はもちろん、腕を降りすぎて腕が筋肉痛になるほどです(笑)サロンパスを一日であんなに塗りたくることは、今後の人生もうないでしょうね。

走り終わると、やはり達成感はありますね。それでは飽き足らず、浦校まで帰る人もいます(往復100㎞)。一般的には、変態(良い意味で)と見られます。

この行事は、地域の方や保護者の皆さんの支援を、最も感じるときでもあります。長年続く伝統行事のため、沿道の警察に気を配っていただいたり、梨園の方に梨をいただいたり、本当に多くの保護者の皆様に、休憩所や沿道の交通整理で貢献していただいたりと、こういった行事を続けていくことができる幸運を感じないわけにはいきません。

こういった行事を続けていくのは並大抵ではないと思いますが、今後も続いていってほしいなと思います!

ちなみに、古河マラ前2ヶ月の体育の授業では、ひたすら走ります。授業は50分なのですが、「40分間走」を言い渡される時もあります(通常は30分か35分)。準備体操して、40分走って、整理体操して、授業は終わりです(笑)

私は、そこそこ頑張るペースだと、800mの外周一周を4分くらいで走っていたので(このペースだと同級生の中だと平均以下)、8kmは普通に走っていたんですね。これだけ走ってると、嫌でもどんどんタイムは上がってきます! 当然ながら、肥満体型の浦校生は稀有です。

バックパッカーをやるようなバイタリティーは、こういうところで身につけてきたんだなと、今振り返って思います(しみじみ)

各種スポーツ大会

浦校では、ことあるごとにスポーツ大会が行われています。種目は、サッカー、ソフトボール、バレーボール、卓球、水泳、駅伝、バスケ、ラグビーなどなど・・

大体テスト後に行われるので、テスト期間中も、昼休みなどで練習に励みます。お昼ご飯は、授業間の10分休みで頑張って終わらせたりします(笑)

スポーツが苦手な人間には辛い期間だったりしますが、いろんなスポーツに触れられるいい機会ではあります。

いやあ、みんな運動神経いいんですよね~。文武両道な方が、相乗効果で伸びるんだろうな、と実感しました。

以前はラグビー大会がセンター試験後にあり、センター試験の昼休みに校庭で練習していたようです(笑)浦高自体が、センター試験の会場なので。さすがにこれはまずい、とラグビー大会は12月になったそうですが。

ちなみに、ラグビー大会の教員チーム(「脅威んチーム」と誤変換される(笑))は、ほとんどいつも生徒の優勝を阻んでいます。

麗和セミナー

ここで、文化的な行事も一つ。浦校の同窓会は「麗和会」といい、多くの卒業生が各界で活躍しています。そんな多彩な分野で活躍している卒業生に講演していただくのが、麗和セミナーです!

私はこの麗和セミナーが好きでよく通っていました。姉妹校で、イギリスの名門校である、ホイットギフト校へ留学してから、ケンブリッジ大学へ進んだ卒業生や、ホテルの支配人、大企業の社長、国内外の研究所で活躍する研究員、天皇陛下の執刀医など、様々な分野の方のお話を伺えるので、知的好奇心が刺激されること間違いなしです!

高校生の頃から各界で活躍されている方々のお話を間近で聴けたことは、とても幸運でした。大学入ったら留学したい!という思いも強くなりました。

年に一回くらい、大きな講演会があるのですが、宇宙飛行士の若田光一さんがいらっしゃって、高校時代の思い出を語ってくださったこともありました!

私の卒業後ですが、外務省のラスプーチンと言われた佐藤優さんも講演にいらっしゃったそうです。佐藤さんは、様々な知見をお持ちで、本もよく書かれてますが、自身の浦校での講演や、杉山校長先生との対談をまとめた本を書かれてます。私は早速買いました! 浦校にゆかりのある人にはもちろん、真の教育の一つの形を見てみたいという方にはオススメです。

浦和高校の部活動

浦校は部活動も盛んで、多くの部が、関東大会、インターハイで活躍しています。指導陣もすごくて、筑波大学ラグビー部主将だった先生や、剣道7段を最速で取得した先生、水泳のインターハイ記録を持っている先生など、よく公立の高校にこんな人いるなって感じです。しかも、そういった浦校OBの先生も多いんですよね。

数ある部活動の中でもラグビー部は注目されていて、私の一つ下の代は、花園(全国大会)へ行きました。

ラグビーの県大会決勝が、駿台の東大模試と重なってしまったときは、先生が駿台に交渉して、駿台模試を浦校生用に、別日程で設けていただいたこともありました(笑) 面白い高校です。駿台には多くの卒業生が進学するので、お得意様だから融通が利いたのかもしれません・・

浦和高校の勉学

ここまで、散々行事と部活動について書いてきましたが、それは、

「埼玉県立浦和高校は勉強だけしてる学校では決してない」

という関係者の強い想い?があるからです。とはいえ、勉強もちゃんとしてるので、実績を維持しているのだと言えます。

ラグビー部に所属し、現役で東大に受かった先輩の体験談を読んだことがありますが、朝早く来て勉強し、朝練し、授業を受けて、部活に行って、夜遅くまで勉強して・・ といった生活を続けていたそうです。ただただ脱帽です・・

ここまでできるタフな人はそんなにいないでしょうが、現役で結果を出す人は、多かれ少なかれ、自分なりの努力をしていました!

いわゆる「天才」っぽい友人も何人かいましたが、彼らは彼らなりに要領よくやっていたので、いい刺激をもらいました。

塾や予備校に通う人はあまり多くなく、各々校内で勉強場所を見つけ、皆で努力していました。

自分より優れている人が周りにいると、人間触発されるものだと思うので、とてもいい環境に身を置けたな、と思います!

生徒が成果を出せているのは、先生方のサポートあってのことです。とても親身になった指導をしてくださいました。ちなみに、「名門・県立浦和高校の白熱エネルギー講座」の著者である岡田先生は、東大卒で大手企業に就職したものの、のちに英語教師に転身された方です。

 

終わりに

さて、私の母校・埼玉県立浦和高等学校の紹介はいかがだったでしょうか?贔屓目ではなく、日本でもトップクラスの高水準で、「文武両道」を極めている高校なのではないかと思っています!

「二兎を追う者は一兎をも得ず」など完全に無視した、「少なくとも三兎を追え」が、校長先生から新入生までの合言葉のようなものでした。浦校校長、埼玉県教育委員会教育長を歴任された関根先生は、「少なくとも三兎を追え」を自著のタイトルにされています。

(もちろん、他の学校のことはよく知らないので、他にこのような素晴らしい学校があれば教えていただきたいです)

勉強は他の高校でいくらでもできますが、学校行事や部活動にここまで真剣に取り組めたのは、浦校で3年間を過ごしたからだと思います!

中学まで、3㎞走るのは長いと思ってましたが、今では「10㎞くらい普通、だって50㎞いけたし」という自信はつきました。浦校に入ったおかげで、健康寿命伸びたと思います(笑)

こんな感じで文武両道に生きることが当たり前になっていなかったら、大学で体育会など入らなかったでしょうし、人生も今より全然つまんなかったんじゃないかなあ、と思いますね。

お世話になった先生がよくおっしゃっていたこの言葉がとても好きです。

「10年後、20年後、世界のどこかを支える人材になろう」

大学合格などは単なる通過点であり、我々は、そのもっと先を見据えた教育をしている、という先生方の自負が滲み出ているんじゃないかな、と思ってます。

浦校の伝統を創り上げてきた先人、お世話になった先生方には大変感謝しています!

浦校の欠点をあげるとすれば、「男子校」である、でしょうか(笑) 周りに女性がほとんどいない高校生活を送ると、多少、社会性の面で問題がないわけでもないと思われます(笑)ここまで母校をべた褒めしすぎた感はありますが、私は男子校の悪ノリがあまり好きではありませんでした。一緒にネジ外せる人には、最高に楽しい環境になりそうですけど(苦笑)

そんなことも思いつつ、理想の教育の一つの形は、共学で、浦校のような全人教育を成し遂げることなのかもなあ、と考えたりもします^^

あ、でも共学じゃ、あの三角関数・加法定理の語呂合わせが使えなくなる・・(内輪ネタです)

LINE@もぜひ!!

LINE@にぜひご登録ください! 役立つ情報をお届けします^^

ピックアップ記事

  1. 交換留学生が選ぶバンコクのモール5選 庶民派から高級モールまで
  2. チュラロンコン大学でボランティア タイ人に混じってサラブリの学校へ
  3. タイ・バンコクの病院体験 豪華・日本語対応可で駐在員も旅人も安心
  4. 語学好きチェンナイ駐在員が語る!流麗な文字を持つタミル語について

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Google Translate

LINE@!

LINE@もぜひ!!

LINE@にぜひご登録ください! 役立つ情報をお届けします^^

Twitter

  1. Laos

    世界遺産の町ルアンパバーン近郊で象使い修行 川に振り落とされる
  2. Thailand

    バックパッカーとしての原点!初陸路国境越え(タイ-カンボジア)若者よ、旅しよう
  3. Thailand

    タイからラオスへ鉄道旅 賄賂?を払っていたらバスにおいていかれる
  4. Bolivia

    【絶景】世界一高いロープウェイ!治安改善にも一役買うラパスのオススメ新観光名所
  5. 英語学習

    英検・受験・TOEIC対策にも!英語学習にNHKのラジオ講座がオススメな7つの理…
PAGE TOP