北海道

生物多様性を考えよう!阿寒湖アイヌコタンや虹別コロカムイの会で

 

私は早稲田大学で『文化から環境を考える』という授業を履修しました。その授業の一環で、 冬の釧路や阿寒湖アイヌコタンなどでフィールドワークを行いました。生物多様性を文化的な側面から考える、というようなコンセプトの授業です。上廣倫理財団さんのご支援のもと、数回のフィールドワークに参加することができました。

悪天候の中釧路へ

生憎の悪天候で、一回目の飛行機は釧路空港で旋回を続け、 羽田空港に引き返しました・・ 二回目でやっと釧路へ!  さすが北海道。雪が深いです。

空港からホテルへ向かい、釧路の街へ先生やクラスメートと繰り出します。居酒屋で軽く飲み食いしてから、ラーメン屋へ。北海道はなんでも2割り増しで旨いのではないか、 というのが感想です。 なんでも美味しいです。

翌朝は、ホテルでビュッフェを食べました。ホテルから眺める釧路の街並み、好きです。

虹別コロカムイの方々とシマフクロウの巣箱清掃へ

朝食後、イオン環境財団さんが主催する夏のASEP(Asian Students Environment Platform)でお世話になった、虹別コロカムイの会の方と、 シマフクロウの巣箱を見に行きます。今年のASEPでは、北海道の東部・北東部を舞台に、生物多様性のために人間がどのような取り組みができるかを、6カ国の学生で1週間にわたって調査し、より良い生物多様性のための提案を行いました。

途中標茶駅によりました。可愛い駅舎です。

シマフクロウは「コタンコロカムイ」とアイヌ語で呼ばれています。 集落の神という意味です。 シマフクロウは、巣とする洞のある巨木が少なくなってしまったので、 数が減少してしまったそうです。 近年では虹別コロカムイの会など、 シマフクロウが戻ってこれるような環境づくりに邁進されている方々のご尽力で、 生息数は増えてきたそうです。

そんな彼らの、巣箱の掃除に、私たちは同行したのです。巣は気の高い所に設置されているので、 梯子に登って、巣の中を見させてもらいました。 おがくずが敷かれています。 虹別コロカムイの会の方が、その中をきれいにしていました。

続いて、マスの漂流をしている場所などの見学に行きました。いろいろと施設に工夫がされているそうです。

その後、夏のASEPで植樹した場所とその周辺を散策しました。自分たちが植樹した木の成長を見るのは嬉しいものです。

どうでもいいですけど、私はこの小川へ足を踏み外しました。めちゃくちゃ冷たかったです(笑) 高校の山岳部時代に使っていた登山靴は丁寧に防水処置を施していたので、靴表面は問題なかったのですが、冷水が少し靴の中に入ってしまいました。

地域の皆さんとの交流も貴重なフィールドワーク

夜は、コロカムイの会のみなさんと、飲み会です。 飲んで食べて語らうのもフィールドワークの一環なのです! 近所の方や地方自治体の方、研究者の方々とお話しするのは、 刺激的で、生物多様性についてなど、本やネットでは学べないことをたくさん学べました。 結局、人と人との触れ合いから、何か新しいことが生まれるんだろうなあ、 などと思いました。

その日は会場の虹別酪農センターに泊まらせてもらい、 朝食もごちそうになりました。 ありがとうございます!

摩周湖と阿寒湖アイヌコタン、釧路湿原を散策

翌日はまず摩周湖へ行き、続いて温泉、そして阿寒湖畔のアイヌコタンへ。摩周湖はまた夏に来てみたいです!

アイヌはご存知の通り、北海道に昔から住んでいる民族で、 「アイヌ」とはアイヌ語で「人間」という意味です。 「コタン」は「集落」とか「部落」という意味です。

ちなみにですが、私は大学で「アイヌ語入門」を履修してA+をとりました(笑) その知識は残念ながらほとんど役に立っていません。脳内の教養ボックスに格納されていますが、内容は日に日に薄れていきます・・

アイヌコタンでは、またまたASEPでお世話になったアイヌの方に、劇場を案内していただきました。

劇場はまあ私のように知識のない一般人がパッと見ても、 客席と舞台があるだけというシンプルな劇場ではなく、川を見立てた水路があったり、壁に文様があったりと、 一風変わった劇場となっていました。そのアイヌの方の解説によると、 それぞれディテールには意味があって、アイヌの世界観がうまく表現されているようです。アイヌの人々は伝統的に、そこに住む動物たちとうまく共存しています。私たちが生物多様性について彼らから学ぶべきことはたくさんあります。

実際にアイヌの方々と交流できるのが一番ですが、書籍などで学べることも多いです。

私はその時、ベトナム人の友人に同時通訳まがいのことをしました。疲れますけど、結構楽しいですね。 同時通訳者は頭を使いすぎるので早死にする人も多いような噂を聞いたことがありますが、ちょっとやるだけなら、 このめちゃくちゃ頭使ってる感が私には快感でした。一応、私も通訳案内士の端くれです。

アイヌの方のお店で工芸品を買い、 釧路湿原へ。 野鳥の会の方に、タンチョウについてレクチャーをしていただきました。

小学生の頃は土手の野鳥についてよく調べていたので、 その時のことを思い出しました。 懐かしいですね~  タンチョウが一斉に飛ぶさまは美しく、 澄んだ青い空に良く映えていました。冬の北海道では、大自然の厳しさが身に沁みますが、その分、大自然の美しさを目の当たりにすることができますね!

終わりに

2泊3日という長くはない行程でしたが、多くの方のご協力のもと、生物多様性のために人間ができることについて、知見を深めることができました。草の根的な活動の重要性を痛感します。

他のフィールドワークでは、まほろばの里と言われる、美しい山形県高畠町で農家の方々をはじめ、地元の方々と交流を深めました。

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