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純ジャパの高1が環太平洋学生キャンプに参加して人生変わった話

  • 2017年9月12日
  • 2020年5月1日
  • 英語

 

ここでは、純ジャパ(外国や外国人とはほとんど関わったことがない日本人)だった私が、環太平洋学生キャンプという国際キャンプに参加し、人生が変わりましたよ、というお話をしたいと思います。

ノリでキャンプ参加を決意

はじめに強調しておきましょう。私は一般的な庶民の日本人です。中学までは地元の公立の学校に通いました。 家で勉強するといっても、宿題と進研ゼミくらいなものでした。

勉強はどちらかと言えば好きだったので、 無理しない程度に(睡眠時間を削ったりとかせず)受験勉強を頑張り、埼玉県立浦和高校に入学することができました。

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高校の部活は、自然と旅行が好きだったので山岳部に入りました。 ただ、登山自体は月に1回なので、 「何か他に文化部入ろうかな」と考えました。 そこで目についたのが英語部! 英語は今後必要だろうし、 少なくても大学受験には役立つだろうな~ っていう打算的な考えからです。

英語部では、主に英語ディベートに取り組んでいました。英語ディベートも英語力向上に大いに役立ちましたね。

初夏のある日、 英語部の顧問の先生と先輩に、環太平洋学生キャンプってのがあって、楽しいし、無料だよ!」と言われ、なんとなく参加してみることにしたのでした。今思えば、これが人生の一つの転機だったなと。

あの頃の私と言えば、日本国籍で日本語ネイティブの人に囲まれて15年間生きてきたので、 外国人との関わりがあったとすれば、 ALTの先生くらいでした。 あの頃は今とは違い、外国人労働者も少なかったので。

父はパスポートを取得したことがなく、母のパスポートは失効していました。 海外旅行の「か」の字も家で聞いたことがありません。  当然英語なんかコミュニケーションツールとして使ったことがなく、 実践の場では全く使い物になりませんでした。

公立高校の入学試験は、基礎的な英語力をそつなく使えるかを見るので、 単語力も義務教育の中学3年生レベルです。 英検で言えば3級ですね。他の人より頑張っていたのは、NHKのラジオ講座くらいです。

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そんな私ですが、キャンプの事前課題の英作文で駄文に駄文を重ね、 18切符を握って、集合場所である長野県JR茅野駅に向かってみたのでした。

キャンプに参加して未知の世界へ

茅野駅に着くと、同じく参加者らしい同年代の人たちが集っていました。 私もそこに参加したのですが、 いきなりスタッフさん(その時は知らなかったけど日本人)に英語で出迎えられ、 ビビりました。ああ、これから国際キャンプに参加するんだな、 と実感がわいてきました。

茅野駅からバスに乗り、 高遠青少年自然の家に向かいます。バスの中ではよくわからない歌(笑)を覚えさせられましたが、 それはそれで、非日常を楽しんでいる自分がいました。

キャンパー(参加者)は、アメリカから1年の留学を終えて帰国したばかりの人から、日本に住んでるフィリピン人や、 私みたいに英語ができるわけではないけど、楽しそうだから参加しに来たって人もいました。これが日本からの参加者です。

翌日、韓国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、 オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダからの参加者と、 合流することになっていました。CFA(Camper From Abroad)が来るのは、 楽しみというより怖かったですね、あの時は。

彼らが来た後はもちろん英語を使わないと意思疎通できないのですが、 彼らが何を言ってるかわからないし、 自分の伝えたいことが十分に言えないし、 頭の中でうまいこと英文を組み立てて意気揚々と言っても発音が悪くて伝わらないしで、 泣きたくなりましたね・・

まあそんなツラい思いもしましたが、 同時に、言語ができなくても表情とジェスチャーでなんとかなるな、 と根拠のない自信もついてきました。 スポーツは言葉を交わさなくても楽しめますしね!

バカになろうの真意

「バカになろう!」 とスタッフさんからよく言われました。 しかし最初は、 「バカになるなんて、それこそバカバカしい」 と思う自分がいました。

ですが、あのような環境にいると、考えが変わってきます。 いいアイデアを持っているにもかかわらず発信できない人よりも、 あまりいいアイデアを持っていなくても どんどん声を上げていける人の方が強い、 と実感するんですよね。

当時、私はムスッと黙ってるだけのバカになっていたわけです。 何も発信しないので、周りには無益なわけです。 一緒にいても楽しくはないでしょう。

なら、バカはバカでも、アクティブなバカの方がいいんじゃないか、 と思い、 会話の内容がよくわからなくても、 無邪気に飛び込んでいく自分が生まれました。

そう、この「バカになれるかなれないか」こそ、 多くの日本人のようなシャイな人が、外国語を身に着けるために突破する第一関門だと思うんですよね。

あなたの近くに、見た目はカッコよくて、 留学もちょっとしたことあるけど、 いざ英語をしゃべる状況になると言葉を発しない人っていませんか?  プライドが高かったり、留学したのにたいして英語ができない、 と思ってる人は、 なかなか英語をしゃべれるようにはならないと思います。5歳とか7歳くらいのノリで体当たりして行けば、 見えてくるものがきっとあります。

多くの成功者と言われる人も、「頭のいいバカ」になるべき、と言っていますが、私もその通りだと思います。ただバカなだけではダメですよ、ということです。必要なのは、固定観念・プライドに塗り固められた考え方ではなく、スポンジのようになんでも吸収できる柔軟性となんでも試してみるチャレンジャー精神です。

私はこの環太平洋学生キャンプに参加して、 図らずもこの「バカになる」という第一関門を越えられたので、 今の自分があります。ここで下手にカッコつけて虚勢を張っていたら、 大学受験は英語で苦労したでしょうし、留学なんて考えもしなかったかもしれませんし、英検1級も通訳案内士も夢のまた夢だったでしょう。

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1週間で劇的に変わるもの

環太平洋学生キャンプの期間は1週間です。 正直、1週間で英語力が劇的に変わることはないです。 劇的に変わるのはマインドの部分です。

私はこの1週間で、 生身の「外国人」に触れ、 今まで全く関わりのなかった文化と接点を持ちました。 世界が一気に広がりました。彼らと実際に拙いながらも英語で会話することで、 英語はコミュニケーションのツールである、 と痛感しました。 机上の勉強だけでは、何年かかってもこんな実感はわかないでしょう。

日本人が外国語を苦手とする根本的原因はこれです。 実際に生身の相手と会話する楽しさを知らずに、 細かい知識ばかり「暗記」しようとしてしまう。 これではただのつまらない「勉強」です。

語学は「語楽」です。楽しんでなんぼです! どんどん頭のいいバカになって楽しみましょう!

キャンプ参加後に頑張れるかどうか

前述の通り、私はとても悔しい思いをしました。 このまま英語ができなければ、 いくら日本語で知識をつけても、 自分より知識はなくても英語が上手いやつに、 一生国際舞台で勝てないと思いました。ならば英語を身に着けるしかないと思いました。このハングリー精神が英語を学ぶ強いモチベーションとなり、 原動力となりました。自分で試行錯誤しつつ、自分にあった英語勉強法を実践していきました。

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ここで英語から逃げず、 真っ向から立ち向かっていった16歳の私を誉めてあげようと思います(笑)  私はキャンプが終わってから1年、英語を楽しんで学び、 次の年のキャンプにも参加しました。英語力はまだまだでしたが、前回よりもっと楽しむことができました。

大学1年生では学生ボランティアスタッフとなり、 運営に尽力しました。 大学4年生では理事となり、 また違った立場でこの環太平洋学生キャンプと関わる機会を持てました。

終わりに

さて、「純ジャパの高1が環太平洋学生キャンプに参加して人生変わった話」はいかがだったでしょうか? 読み返してみると、なんとも恥ずかしいですが・・これを読んでくださったあなたの何かの参考になれば嬉しいです。

私にとって、環太平洋学生キャンプで得た経験はかけがえのないものです。 ここで出会った人たちとは、 国内外問わず、今でも交流が続いています。 現代はFacebookのおかげで、世界のどこにいても、 つながりを保つことができます。 ザッカバーグさんに感謝ですね。

ここでつながった人とは、彼らが日本に来てくれた時や、 私が彼らの国へ行ったときに、 一緒に楽しい時間を過ごしています。

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もちろん日本人のメンバーとは、何かの折に再開して楽しく語り合えます。 面白くて優秀な人が多いので、いつも刺激をもらえます。 環太平洋学生キャンプでの出会いは一生ものです!

最近は運営しているNPO団体が財政難なので、参加が難しい年もありますが、あなたが中高生(男子)ならこのキャンプに参加することを強くオススメしますし、 大学生以上なら、スタッフとして関わっていただきたいと思います。

外国に行かずとも、自分の価値観をガラリと変えられます。 お金はほとんどかかりません(笑)  ここまでコスパのいい経験は、人生でそうそうないと思います!

さあ、あなたも新たな世界へ一歩踏み出し、私のように、人生を良い方向に変えてください! 人生を変えるのは他でもないあなた自身です^^

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