Laos

ヴィエンチャン郊外世にも奇妙な”聖地”シエンクワン(ブッダパーク)

 

2014/12 

*これは以前、とあるウェブメディアに寄稿した記事を加筆修正したものです。

そのメディアはいつのまにか消えていましたが・・

いつもとは違った文調をお楽しみください。ちょっと職業ライターっぽい?(笑)

私がどうやってタイからラオスへ辿り着いたかは、こちらの記事で!

(「(おそらく)賄賂」を払ってたら国境でバスに置いていかれた話です。)

 

○ここはなんなんだ!?

 

東南アジア唯一の内陸国、

ラオスの首都ヴィエンチャン市街からメコン川に沿って下流方向へ24km、

そこには世にも奇妙な”聖地”がある。

その名もブッダパーク。

現地語ではシエンクワン(Xieng Khouane)と呼ぶ。

 

「”ブッダ”パークって言うからには、さぞかしご利益があるのだろう」

私はそう思っていた。

その地に降り立つまでは・・・。

 

ブッダパークへ行くには、

ヴィエンチャン市内のバスターミナルからバスが出ている他、

トゥクトゥクという東南アジアでよく見られる三輪タクシーを使う。

乗車料金はというと、トゥクトゥクでは数百円、バスでは、

日本で500mlのお茶を買えるくらいのお金を出せば済む。

 

おまけに、入場料はうまい棒数本分の料金だ。

「貧乏旅の強い味方、東南アジア」と言っても過言ではなかろう。

 

 

○これがブッダパークだ!

 

入場した瞬間、目に飛び込んでくるのは、数多くのブッダ像、否、像である。

写真に注目してほしい。

ラオスの女学生と比べると、像たちの規模感がわかるであろう。

 

それにしても、ラオスの女学生の制服を見ることができたのは幸運である。

なかなかお目にかかれるものでもない。

普段なら見とれてしまうであろう。

民族衣装のスカートである。

 

しかし、このシュールな像たちは、

女学生に見とれている間もないほどの存在感を放っているのだ。

 

数ある像の中でも、厳選したものを以下に紹介したい。

(呼び名は筆者が便宜上、勝手に付けたものである)

 

「女々しくて」

「老い」

「首の儀式」

「なんか強そう」

「食べられてゆらゆら〜」

「カッコよく支えられてます」

「処刑の瞬間」

「たまにこういうのを見ると、寧ろホッとする」

「うおりゃ〜〜」

「筆舌に尽くしがたい」

 

楽しんでいただけただろうか。

ここに紹介したものはほんの一部であり、他にも素敵な像がたくさんゴロゴロしている。

 

ここで少し、ブッダパークの歴史を紹介したい。

「数百年、数千年の歴史を持った、新・世界七不思議の一つだろ!」

と思ったあなた、残念ながら不正解。

 

意外と歴史は浅く、1958年、あるシャーマンが、

仏教とヒンドゥー教の世界を組み合わせて創り上げた。

そのため、「ブッダ」や意味ありげな像たちの他に、

ガネーシャ像(ヒンドゥー教の神)もちゃんと存在している。

ちなみに、像は全てコンクリート製である。

 

ここまで不思議なコンクリート像たちの世界を見てきたあなたは、

もう何が出てきても驚かないかもしれないが、最後にもう一つだけ紹介しよう。

パークの入り口付近に、天上界、地上、地獄を表した3層の「建物」がある。

見ての通り、建物とは言っても、このパークの景観を最大限尊重している「建物」である。

 

この大きく開いた口が入口になっているということなので、早速入ってみることにした。

構造上、地獄→地上→天上界と上がっていくので、

登っていくことで何かご利益があるのかもしれない。

 

また、ご想像の通り快適に上まで登ることができる建物ではない。

急で狭い階段を登っていかなくてはならないので、荷物は少なめで、

サンダルよりは靴で、女性の方は、スカートよりはズボンで登られることをお勧めする。

 

「地獄」の内部はこのようになっている。

不気味な感じは拭いきれないが、明かりも付いており、何かに襲われたりとか、

一度入ったら出られなくなったりということはないので、安心していただきたい。

 

「地上」は特筆することも無いので、割愛する。

というのも、私自身、「地上」に関しては特に写真も記憶も残していないのだ。

たとえライターであっても、覚えていないことは書けないのである。

気になってしまった方、申し訳ない。

 

そして、ようやく「天上界」である。 「天上界」といっても、

言ってしまえば、この奇妙な建物の屋上である。

ここの「天上界」からは、ブッダパークを広く見渡すことができる。

ああ、あんなものもあった、こんなものもあった、と余韻に浸ること、間違いない。

穏やかな風を楽しみつつ・・

 

ここで一つ、屋上は平らなものだという固定観念に縛られた日本人のために申し添えておく。

「球状の建物の屋上は必ずしも平らではない」のだ。

足元が若干不安定なため、ここで写真を撮るならば、体幹を鍛えておくことをお勧めする。

そう、「天上界」では、下界での日頃の鍛錬がものを言うのだ。

 

若者よ、旅をしよう。

 

ここでいう若者は、年齢によって他者から決められるのではない。

気持ちが若ければ、いつまでも若者なのだ。

 

世界にはこんなにも素敵で、思わず心の中で笑ってしまうようなスポットがある。

あなたも、実際にブッダパークへ足を運び、

世界各地のブッダパークファンと思い出を共有してみてはいかがだろうか。 

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