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ヤンゴンからバガンへ鉄道旅!南北ミャンマーを体感した18時間(バガン観光情報もあり)

海外を旅する人にも鉄道ファンは多いようなので、ミャンマーの鉄道事情を知りたい人も多いのではないかと思います。

今回は、私がヤンゴンからバガンへ寝台列車で行った体験をご紹介します。バスより大変かもしれませんが、寝台列車乗ってみたいという人はご参考にしてください!

ヤンゴンについてはこちら。

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目次

ヤンゴンからバガンへ鉄道旅の準備

ミャンマーでメジャーな長距離バスではなく、あえて寝台列車を選んだ理由

ヤンゴン-バガン間は、高速夜行バスがメジャーな交通手段ですが、私は今回寝台列車を選びました。というのも、 私はその国の風土を体感できる鉄道旅が好きだからです。バスってずっと高速道路だったりするので・・ あと、道が悪いと酔うので。

思えば、タイのバンコクからカンボジアへ向かうときも、ラオスへ向かうときも、鉄道で行けるところまで行っていました。

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また、ミャンマーの高速バスは下記の理由で事故ることが多いと聞いたからです。

  • 擦り切れたタイヤを放置
  • 大草原を走るやたらくねくねした道

当時、日本でも大きなバス事故があり、心理的にできればバスを使いたくなかったのです。

ヤンゴン中央駅から離れた長距離列車チケット売り場

出発前日に、ヤンゴン中央駅から徒歩15分もあるような、 「なんでこんなとこに作ったの」 と言いたくなるチケット売り場で寝台列車のチケットを買いました。わかりづらい場所にあります。

ヤンゴン発バガン行き寝台列車に乗車

ミャンマー中央駅の人々はあてにならなかった

チケットを持ってプラットホームの番号を尋ねると、 訊く人によって二転三転・・ 「おい、はっきりしろよ」 と思うも、しばらく待つことに。

「おそらくこの列車だな」 と思える列車がホームに入ってきたので、 その車掌に確認。 目当ての列車でした。 はあ、一安心。

適当なことを言うのは、 うそつきだからというより、 知らないよ、 と旅行者を軽くあしらうのが嫌なんだろうな、 と思うことにします。よくいるインド人と同じです。

バガン行き寝台列車はミャンマー中央駅を定刻ごろ出発

そして出発予定時間ごろ出発。

同部屋(4人部屋)は、東アジア人の男性と、ヨーロッパ人のカップルでした。 電車は途中駅で止まりながらも一路バガンを目指します。 最初の1時間くらいはヤンゴン郊外を走りました。家畜がたくさんいる駅では、 虫がたくさん部屋に入ってきて大変でした(苦笑)臭いもすごかったです。

北へ向かうにつれ、田園地帯が広がっていきました。

寝台列車は揺れが酷かった

美しい土地を車窓に見つつ、 そよ風に吹かれる鉄道旅は素晴らしいです。線路のつなぎ目が悪いのか、一定間隔でバウンドしたりもしましたが(笑)

寝台は天井が低いので、ベッドと天井(上のベッド)の半分くらいまで体が浮くこともあります。が、そのうち慣れます。

車窓からの夕日は美しいがそのうち飽きる

ああ、あの夕陽は美しい!と思ったのも最初の方だけで、 しばらくすると飽きますね(笑)

しかも隣のベッドで欧米人カップルが いちゃいちゃしてる・・  それ自体はお好きにどうぞって感じなのですが、 何分やることがない・・

寝台列車乗車中は本を持参するのがオススメ

持参していた地球の歩き方とミャンマー語の指さし会話帳を、何となく見て過ごしました。地球の歩き方も指さし会話帳も、豆知識が色々詰まっていて素晴らしいシリーズです!

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車内販売はなかったため2食抜くことに-食料は持参しよう

ほどなくして、日が沈み暗くなります。電気は付けられますが、やることといえば寝ることくらい。 車内で食べ物売ってると思ったら何もなかったので、 結局2食抜きました。 途中で隣のカップルがクッキーを1つくれましたが(笑)

ミャンマーの乾季の夜は思ったより寒い

なんとなーく10時間くらい寝たのでしょうか。乾季だということもあり、 夜はダウンを着てもなかなか寒かったです。北へ向かっていることを実感します。

そして、朝起きると、植生が変わっていました!  どんどん北へ進んでいるという事実を車窓にも見ました。まあその植物の生態などは知りませんが、 なんとなくです(笑) とはいえやはり暇すぎたので、 ベッドでゴロゴロします。

世界3大仏教遺跡・世界遺産の町バガンに到着

ミャンマーのコンセントは要注意

午前10時くらいにはバガン駅に着きました。

なぜか、役に携帯充電用のコンセントを設置しているという優しさ。

あ、でも、ミャンマーの電力はあまり安定していなかったので注意してくださいね。一回バチっていったかと思ったら、携帯の充電がいきなり100%になりました。おそらくそれが原因で、私の充電器はお陀仏に・・

バガン駅からのタクシーでぼったくられる

私がトイレを探しているうちに、 ほかの乗客はおのおのタクシーに乗り合い、 町の方へ行ってしまい、 私は一人でタクシーに乗ることに・・  タクシー以外だと、どのくらい距離があるかわからない道を歩いていく以外に方法がありません。

かなり足を見られて、 タクシー代は1,300円ほど・・ 「ヤンゴンからバガンに来るくらいじゃねえか!」と思いましたが、 しょうがないので乗ることに。

ミャンマー人の友人と無事落ち合う

現地で落ち合うミャンマー人の友人に、 ドライバーから連絡を取ってもらいます。 ああ、SIM買っといて良かった! タイ留学時代に買っておいた、SAMSUNGの携帯電話が役に立ちました。

なんとか友人と落ち合うことができ、 一安心。 ですが、その日は観光シーズンらしく、 手ごろな宿が空いてませんでした・・  とりあえず、友人が泊まっている、 ミャンマー人専用の宿に荷物を置かせてもらいました。

パゴダ(仏塔 )だらけのバガン観光

馬車で遺跡を巡るのがバガン観光らしさ

馬車をチャーターして、いよいよバガン巡りです! バガンでは馬車も一つの観光の目玉となっています。 友人の案内でブランチをし、 いくつも寺を回りました。

夕方には、 夕陽がきれいに見えるという寺院へ行き、 その高い塔へ登りました。 高い所から眺めたバガンは、 いたるところにパゴダ、パゴダ、パゴダ・・

バガンでは遺跡と農耕が共存

バガンの面白い点は、 遺跡と農耕が共存しているところです。乾燥していますが、畑が点在しています。人々ははるか昔から遺跡の周辺で農作物を育て、生活してきたのでしょう。

目をつぶってどこかを指させばそこには必ずパゴダがある

友人が教えてくれましたが、 「目をつぶってどこかを指させばそこには必ずパゴダがある」という格言があるそうです。確かにその通りでした。

バガンは夕日も朝日も有名

こんなパゴダに囲まれた中で、 遺跡から夕日を眺めていると、 時の流れがとてもゆっくり感じられました。

心が落ち着いてきますね。 ああ、旅してるなあ。 という感じを味わえます。バガンは朝日でも有名なので、 バガンに宿泊する人は、 早起きしてみてもいいですね!

ミャンマーの漆製品はバガンの特産品

遺跡周辺では様々な工芸品が売っており、見るだけでも楽しかったです。

私はミャンマー人の友人に値切ってもらい、ミャンマー漆の入れ物を買いました。ネイティブスピーカー素晴らしい!

夜行バス(バン)でバガンからインレーへ

夜行のバンやマイクロバスは悪夢の始まり

結局私は、手ごろな宿をバガンで見つけられなかったのと、 ちょうどインレー行きのバスを予約できたので、 インレーに行くことにしました。

バスというよりはバンでしたが・・ 嫌な予感・・(笑)ラオスでヴァン・ヴィエンからルアンパバーンまで、寝台バスを予約していたはずなのに、結果騙されて、マイクロバスで悪路を耐え抜いたことを思い出しました。

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ミャンマーでも現地の友人のありがたさを噛み締める

友人は一緒に観光してくれて案内してくれただけでなく、ネットを使わせてくれたり、 食べ物をごちそうしてくれたり、本当にいろいろ助けてくれました。感謝です。

また数日後には、彼の住む街、マンダレーで会えることになっていたので、再会を約束して私はインレーへ。

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安堵もつかの間、 この後ミ、ャンマーの夜行2連続のツラさを、たっぷりと思い知ることになりました・・(笑)

夜行バスが嫌という人は、そこまで便利な場所に空港があるわけではないものの国内線の飛行機もあるので、チェックしてみてください!

おまけ:日本の中古車がミャンマーで活躍

また、新潟県柏崎で使われていたであろうバスが再利用されて活躍していました(笑)

ミャンマーは日本の中古車のオンパレードです。

終わりに

ミャンマーは他の東南アジアより旅の難易度が高いですが、日本人観光客が比較的少ない分、挑戦者たる面白さ、フロンティア精神が少しは味わえるかなあと思います!

鉄道もうまく活用して、ミャンマー旅を楽しんでくださいね。

トリップノートでミャンマー見どころまとめ記事を書きました↓

トリップノート

「ASEAN最後のフロンティア」ミャンマー。ASEAN全10カ国を巡った私は、ミャンマーを「東南アジアの上級者コース」と…

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